ペロスペローとマルコに見るビッグ・マムと白ひげの器の差|白ひげの意思を継ぐマルコ
白ひげの意思を継ぐマルコ
ビッグ・マムは実の子ですが、白ひげは血が繋がらないクルー達、また傘下の海賊達までを『息子』と呼んでいました。
家族関係にあるといる点では白ひげ海賊団とビッグ・マム海賊団は共通している。
マムは子供達を支配します。
しかし、白ひげは『弟』と呼んだおでん様がロジャーにスカウトされた際には渋々ながらも本人の意思を尊重して同行を許しました。
また、おでん様がワノ国に帰国したのも咎めている様子は全くないように思えます。
更に今回のマルコの『おれ達は自由なんだよい!!』と言うセリフから感じられるのはマルコ達は白ひげが亡くなったから自由になったのではない、白ひげが好きだったからオヤジと呼び、オヤジが息子と呼び愛して守ってくれるから、オヤジの為に戦った。
それもマルコ達の『自由』だったのだと言う事!
同じ一つの事を成すにも自分の意思で行った事と誰かからやらされた事の違いは、確かに経験の深みという形で人間の成長にとって大きな差となると甲塚は思います。
また、マルコが今ルフィに肩入れするのは、白ひげやエースの影響云々ではなく、完全な自分の意思だと言う意味もあると思います!
自分のことしか考えない人間の下では、同じような人間が育つ…
現にスムージー達はなんの疑いもなくマムの決めた事に従ってしまっていた…
ペロスペローはまともな神経の持ち主だと思いますが、マムはそんな事を気にも留めずに力で抑圧する。
リーダーとは、『こんな人になりたい』という憧れの対象になるべきなのに…
もしマムがいなくなれば、カタクリやペロスペローが危惧するようにビッグ・マム海賊団はあっという間に空中分解してしまいそうな気がします。
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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