スポンサーリンク

笑える話爆笑体験談|とある原付講習で起きた話

笑える話爆笑体験談 甲塚誓ノ介の体験談シリーズ
Pocket

笑える話爆笑体験談|『どうしたらええねん!?』

笑える話爆笑体験談

笑える話爆笑体験談についてこの記事をご覧いただきありがとうございます。

いい芝居してますね!サイト管理人の甲塚誓ノ介でございます。

この記事では笑える話爆笑体験談の2話目として、『どうしたらええねん!?』を

  • 笑える話爆笑体験談|友人O
  • 笑える話爆笑体験談|原付講習にて
  • 笑える話爆笑体験談|天才だ…

以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。

スポンサーリンク

笑える話爆笑体験談|友人O

笑える話爆笑体験談

笑える話爆笑体験談『どうしたらええねん!?』

これはねぇ、私がまだ20代前半の頃の事だから、今から20年近く前の話なんですけどね。

当時、私は会社員をしていて、電車通勤してました。

その日は定時で帰る事ができたんですが、定時に終わって電車に乗ると混んでるんですよね。

で、私はつり革を持って立ってました。

で、自分の前にある座席がふいに気になって目をやると、知った顔の男が座ってる。

友人のOって男でした。

友人O

Oとは小学校4年生の時、彼が転校してきてからの付き合い。

Oは非常に面白い男で、ちょっと丸いんですが、上品な顔立ちと落ち着いた声と語り口で、ボキャブラリーも豊富なんで、話を聞いてると面白いんですよね。

真面目で優しい性格の割には短気でキレやすいと、性格も面白い。

そんなOが黒いサングラスをかけて座席に座ってウォークマンで音楽を聞いてるんです。

私には全く気付いてないので、こちらから声をかけましたよ。

『Oやんか、久しぶりやな』

Oは私の声に反応して顔をあげると

『奇遇やな。久しぶり』

と言いながらサングラスを外します。

長い付き合いなんでね、彼がご機嫌斜めなのがすぐに分かりました。

『えらいご機嫌が斜め向いてるようやな。何かあったのかい?』

と、尋ねてみました。

すると、

『確かにご機嫌の角度はかなり斜めやな。聞いてくれるか?』

Oはそういうと、今日あった事を語り始めました。

笑える話爆笑体験談|原付講習にて

笑える話爆笑体験談

 

原付講習にて

Oはね、当時まだ学生で、車の免許より原付の免許が欲しいと、原付の免許をとる為に教習所通いでした。

で、その実技講習での事。

他の受講者と横並び一列で原付にまたがり、講習を受ける形だったそうです。

まあ、諸注意があった後に教官が『正しいハンドルの握り方』のレクチャーが始まったそうです。

みな、右手でハンドルの右を、左手でハンドルの左手を握ります。

それって、当然正解ですよね?

Oもね、自転車と同じようにハンドルを握ったらしいです。

しかし教官はOを指して、

『そこ、違う!』

というわけです。

『???』

Oは他の受講者と自分の握り方を確認しましたが、何が違うのかわかりません。

で、一度手を離してから、また同じように握った。

しかし、

『だから、違う!』

教官からまたダメ出しが出ました。

更に混乱したOは周りを見ますが、やはり違いがわかりません。

で、肘の角度を少しキツめにして、手首を反り気味にして握ってみた。

しかし、

『貴様、舐めてんのか!?』

と教官がキレはじめました。

教官もキレてますが、Oもキレはじめていました。

しかし、ここで投げ出せば免許を取得できないと思い、必死に堪えたそうです。

『何が違うんでしょうか?』

Oは思いきって聞いてみたそうです。

しかし教官は、

『違うもんは違うんだよ!』

というわけのわからない事を答えてきました。

この理不尽極まりない答えにOはついにブチきれました!

『じゃあ、こうすりゃいいんですよね!!』

Oは、右手でハンドルの左を、左手でハンドルの右を握って見せました。

ようするに、両手をクロスさせたわけです。

教官はこれにブチきれて、

『貴様~!完全に舐めてるな!もういい!帰れっ!』

と言ってきたそうですが、

『じゃあ何が違うのか言ってくださいよ!

それを教えるのがアンタの仕事でしょうが!

それにね、こっちは客ですよ、客!

客って言葉知ってますか?

その客に貴様なんていう教官がどこにいますか!?

あ、それともここの教習所は客を貴様と呼べと教育してるんですか?

そりゃあ立派な教育方針だ!

何が狙いで客をキレさせるような立派な教育方針を推進してるのかお聞きしたいもんですね!』

Oは大声でそうまくし立てたそうです。

すると、教官はまた貴様~!となるわけですが、騒ぎを聞きつけたのか他の教官が走ってきて、

『ちょっとちょっと、何があったの?』

と聞いてきたそうです。

Oは一部始終を走ってきた教官に報告したそうですよ。

結局、少し待たされた後、別の教官がやってきたそうです。

無論、Oはその後に原付免許を取得できました。

笑える話爆笑体験談|天才だ…

笑える話爆笑体験談

 

天才だ…

Oはそんな体験談を混み合う車内で興奮しながら語ってくれました。

周囲の人は聞かぬフリして聞き耳を立てていたようで、あの腕をクロスさせてハンドルを握ったくだりでは、周りから

『ボフッ!』

と口から笑気が漏れ出す音がチラホラ聞こえました。

その後、咳をして誤魔化していましたが…

しかし、このOのユーモアセンスは天才的です。

普通、講習中に腕をクロスさせてハンドルを握るなんて事思いつくでしょうか?

まあ、それで原付を運転してくれたら、もう致死レベルの面白さなんですけどね。

安全第一なんで、間違ってもそんな事を考えちゃダメですね。

Oは、私と別れるまでずっと興奮してましたよ。

しかし、その理不尽な教官、一体何が違うと言いたかったのでしょうか?

もしかしたら、受講者の中の一人を選んで、その人にキツく当たる事によって講習への集中力を高めるのが狙いだったのかもしれませんが、仮にも教官がそんな最低の方針を選択し、実行してはいけません。

ただの理不尽ですからね!

しかし、Oは天才的です。

反骨のアウトサイダーOの武勇伝はまだまだありますので、また紹介させて頂きたいと思います。

この記事でのご紹介は以上になります。

最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!

【その他の笑える爆笑体験談】

笑える話爆笑体験談|平和温泉

笑える話面白い話体験談|スキー場にて

タイトルとURLをコピーしました