アラフォー子供会の行事の面白い思い出|町内行事でのある出来事
アラフォー子供会の行事の面白い思い出についてこの記事をご覧いただきありがとうございます。
いい芝居してますね!サイト管理人の甲塚誓ノ介でございます。
この記事ではアラフォーの甲塚が小学生の頃に体験した子供会の行事に纏わる面白い思い出から
- アラフォー子供会の行事の面白い思い出|青少年自然の家
- アラフォー子供会の行事の面白い思い出|本気の男、現る!
- アラフォー子供会の行事の面白い思い出|貴様等、よく頑張った!
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
アラフォー子供会の行事の面白い思い出|青少年自然の家
『子供会、最後の思い出…』
これはねぇ、私が小学六年生の夏の話…
私の地元には町内の『子供会』というものがありまして、町内の行事への参加や手伝い、食事会とかのレクリエーション活動がありました。
年に一回、夏休み中には旅行やキャンプもありました。
子供会は小学生のものなんで、小学校を卒業すると同時に子供会も卒業となります。
これは、その最後の夏の旅行の話なんですが…
青少年自然の家
私の地元の山奥に、キャンプ場、ハイキングコースなんかもある『青少年自然の家』ってのがありまして、子供会最後の旅行はそこになりました。
子供会は役員のお母さん方が運営してくれてましたので、学校の遠足や旅行なんかよりは全然緩くて、多少羽目を外してもそんなに怒られる事はありません。
その日は朝早く町の会館に集合し、バスで山奥まで移動。
ハイキングコースを歩いて、目的地である『青少年自然の家』を目指します。
参加者のほとんどは同学年で、下級生はちらほらいた程度でしたねぇ。
道中はファミコンのゲームソフトを購入すると一週間ほど学校を休んでそれをクリアし、あとは有料レンタルでしこたま儲けていた男子をいじって大笑いしながら楽しくゴールである『青少年自然の家』に到着しました。
真夏の炎天下を歩いてきて、ようやくゆっくりできると思った矢先、我々は自然の家の集会所に集められました…
アラフォー子供会の行事の面白い思い出|本気の男、現る!
本気の男、現る!
我々はその集会所で『青少年自然の家』の利用に関するレクチャーを係員から受けました。
若い女性がレクチャーしてくれたのですが、やれシーツのたたみ方がどうのとか、就寝時間は厳守だの、やけに堅苦しいのです。
えっ?えっ?
何か、想像していた楽しい旅行とは違う内容に、不安を覚えました。
それを受け、皆口々に小声でツッコミを入れたり、文句を言ったりしてたのですが、そこに、
バシーン!!
という乾いた音が響きました。
音のした方を振り返り見ると、竹刀を手にした20代後半くらいのマッチョマンが竹刀を肩に掲げて歩き出し、女性に
『替われ』
というジェスチャーをしました。
女性はマッチョマンに頭を下げて2、3歩下がると、マッチョマンは我々の眼前に仁王立ちして、こう言い放ちました。
『貴様等!反抗的な態度は許さんぞっ!』
は、はい~!?
役員のお母さん方も含めた参加者全てが、マッチョマンのその言葉に度肝を抜かれました。
小学生に対して『貴様等』?
小学生に対して『許さんぞっ!』?
マッチョマンは、本気です。
鼻息荒く、我々を威圧しながら、レクチャーの続きをわめいています。
しかし、そんなレクチャーは全く頭に入りません。
我々の注目は、マッチョマンの強烈なキャラクターに注がれていたのです。
お母さん方も青ざめていたのを今でも忘れません(笑)
アラフォー子供会の行事の面白い思い出|貴様等、よく頑張った!
貴様等、よく頑張った!
それから、我々はカレー作りやアウトドア活動をした、いや、やらされたのですが、苛烈なスタイルの指導をするマッチョマンの存在によって、全く楽しくありませんでした。
友人のSが一言、
『何やねん、あのマッチョマン?頭大丈夫か、あれ?』
と、私に聞いてきました。
大丈夫かどうかなど私にわかるわけはありませんが、これだけはわかりました。
『何か勘違いしてはるんやろなぁ…』
そうです。
我々は子供会最後の旅行を楽しみに来たのです。
断じて、マッチョマンの苛烈な指導を受けにきたわけではないのです。
お母さん方も、しきりに我々に謝っていました。
抗議もしてくれたようですが、
『子供会だからこそ、厳しく指導しないといけないんです!』
と、やはり何かを勘違いしているとしか思えない信念を熱く語られて、話にならなかったようです(笑)
そして、何とか無事故で二泊三日を耐え抜いた我々は、最後にまた集会所に集められました。
またマッチョマンが我々の眼前に仁王立ちし、
『貴様等!よく頑張った!ここでの経験は、貴様等が中学に上がった時に、必ず役に立つはずだ!本当によく頑張った!家に帰り着くまで、油断するな!家に帰り着くまでが訓練だと思え!以上!』
と、訓示を述べた後に、少し目を潤ませていました。
我々は六年生、言わんとする事はわかります。
しかし、我々はマッチョマン、いや、青少年自然の家にそんな事を要求したつもりはないのです。
マッチョマンの涙は、独りよがりの自己満足に過ぎない事は、小学生でも理解できました。
しかし、他の若い係員達はマッチョマンを崇拝しているようにも見え、我々には彼に何の魅力があったのか、今でもわかりません。
本当に役に立った(笑)
我々はその旅行から半年後には中学生となり、中学に上がっての宿泊学習での事。
今度は隣町の青少年自然の家でしたが、そこでもシーツをキチンとたたまないといけなかったのですが、やり直しさせられている者も数人いる中、私はシーツをたたむのが苦になりませんでした(笑)
マッチョマンの苛烈な指導が、本当に役に立ったのです(笑)
今思い返してみるに、マッチョマンは自衛隊上がりの人だったのではないでしょうか?
私が小学生時分には、こんな係員さんが結構いたようですしね(笑)
まあ、違う意味で思い出にはなりましたね。
今でもこうして、時々思い出しては一人で笑ってしまいます(笑)
この記事でのご紹介は以上になります。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!
【その他の面白い体験談】
モンハンイベントにて女性プレイヤーに纏わる面白い話|舌打ち女王
アカムトルム攻略大剣ソロ挑戦!|面白い話も添えてモンハンXX狩猟日記
面白い話実話体験談【掃除道具箱地獄】|覇気使いが巣くうクラス