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終末のワルキューレ80話ネタバレ!|レオニダスの過去!

終末のワルキューレ
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終末のワルキューレ80話ネタバレ!|テルモピュライの戦い

 

テルモピュライの戦い



スパルタ王レオニダス1世!

彼はタバコをふかしながら現れ、長老達に対してバカか貴様らはと自分の意思を告げる!

会った事も見た事もない神に己の命を預けるなんかまっぴらだ、俺は戦うと!

当時、スパルタの王は軍の指揮権は持っていたが、戦争を行う決定権は議会にあり、議会の許可なしに戦争はできない仕組みになっていたようですが、レオニダス王はアポロンの神像を素手で粉々に破壊してしまい、神託に逆らい神罰が下るなら、それは俺一人に下るはずだといい、長老達を黙らせてしまいます!

しかし、長老の一人が叫ぶ!

神託に背いたお前になど誰もついてこないと!

長老達はそれに続きレオニダスに何故そんなに戦いたいのだと詰問しますが、レオニダスは戦いなんて疲れるだけだし死ぬかも知れないのにやりたくない…
できるなら酒なんか飲んで寝ていたいと返しますが、それでも今は戦うべき時であり、戦う時は必ず自分の意思で戦うもの、それがスパルタだと言い残し、その場を立ち去る…

有無を言わせぬ確固たる意思は中身のない神託や、それに盲目的に従う意志なき者達を黙らせる…

これこそリーダー!
これこそ漢ですよね!

その光景にわけのわからない感動を覚えたあの衛兵は、ただ衝動のままにレオニダスの名を叫び、彼の後を追いかけた!
もちろん、彼とともに闘う為に!

後に彼は当時の自分について、正直よくわからないままに足が勝手に動いた笑いながら語っていますが、魂が勝手に身体を動かしたのかも知れないとも語っています。

それは彼も男ではなく漢だったからであり、漢とは普段はどうあれ闘うべき時に闘える覚悟を持っている者を指す言葉ではないかと感じますね!

レオニダス王が彼の中にあった漢を引き出したのだと思いますが、それはやはり英雄の証ですよね!

この衛兵の名はハギスというみたいですが、このハギスのように自らの意志でレオニダスに従う漢が集結した!

その総勢は…300余名!!

30万の大軍に対する軍勢としては象に対する蟻みたいなものですが彼らはこれから今も語り継がれる伝説を作る事になりますね…

テルモピュライの戦い…!!

この300余名が30万の敵に突撃するというイかれたシチュエーション!

史実ではスパルタ軍はテスピアイ軍とともに全滅するまで戦いきりクセルクセス王の兄弟を二人戦死させるなどの壮絶な活躍をみせるようですが、それについてハギスは語る…

30万の敵に突撃していくのは正直チビりはしたが、人生で初めて生というものを実感したという…

後悔なんて微塵もない…

誰もが自分の意志で命懸けで戦う事を決めたのですから、そこには後悔なんてあるわけないとはわかりますが、ハギスの語りを聞くと少々羨ましい気がします。

人間は死に直面して初めて生を実感するとは言いますが、その実感って本当に得難いもの何でしょうね…

戦争ですから言葉は悪いかも知れないですが、楽しい…

単に生きて寿命を全うして死んでいくよりも、一瞬に活きるという人生もありなのかも知れません…

しかしまあ、できるだけ長く生きてはいたいですけどね…

結果としてスパルタ軍は全滅してしまうわけですが、彼らの戦いぶりがギリシャ都市国家同盟全軍の漢を引き出し奮起させる結果となって、圧倒的戦力を持つペルシア軍を撃退してしまった…

ハギスは自分達は全滅したが自分達の勝利だと確信しているようです。

しかし、それよりもやはりレオニダス王の背中を見ながら戦い方抜けた事が彼にとっては何よりの誉れだったようです…

惚れ込んだ男とともにあると言うのは大好きな恋人と一緒にいる事と等価値…いや、もしかしたらハギスにとってはそれ以上に幸福な時間だったのかも知れない…

やはりちょっと羨ましいような気がします…

そして、そのレオニダスは今、アポロンと対峙しているわけですが…

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