【進撃の巨人131話以降考察】始祖ユミルと有機生物の起源|有機生物の起源の正体は?
有機生物の起源の正体は?
古代の哲学者アリストテレスは生命の起源について『自然発生説』というのを唱えていたようです。
『自然発生説』とは、
『生命とは親から生じるものであるが、物質から一挙に生じる事もある』
という考え方で、それはミツホタルやミツバチなどは草の露から生じ、またはウナギやエビなどは海底の泥から生じるものであるとしています。
またアリストテレスは、世界には生命の元となる『生命の胚種』が広がっており、それが物質を組織して生命を作るという考えも持っていたようです。
甲塚はユミルが接触した『有機生物の起源』はアリストテレスの『生命の胚種』に似たものだったんじゃないかと思えます。
あれは地底湖の中で他の物質を組織してあの巨大樹や森を作り出していた。
そこに人間の血と肉が接触した事により、新たな生命が誕生したのではないか?
偶然であるのか何者かが導いたのかは、それはわかりませんが、ユミルが死んだ後にも『道』に存在し続けている事、また、それが時空さえ超えて世界に影響を与えるわけですから、『有機生物の起源』は超自然的な存在である可能性は極めて高いと思われます。