カイドウVSヤマト！|ONEPIECE第1019話考察

カイドウVSヤマト！|28年間の支配

ヤマトは28歳ですが、その人生はずっと父親であるカイドウに支配されてきたわけですね。

おそらく、性別さえ奪われたのだと思います…

第1019話ではヤマトは何度もカイドウを殺そうと挑んでは逆に殺されかけてきたと語っています。
同時に鬼ヶ島にとどまっていたのは手錠で縛られていた事だけが理由ではなく、ワノ国の為に戦わねば『おでん』を名乗れないからだとも言っています。

ヤマトは支配されてきた自分の28年間分の恨みよりも、ワノ国解放の方に重きを置いているようです。

おでん様は5年間もワノ国を守る為にバカ殿を演じたわけですが、それに比べれば自分の28年間なんて大した事はないんだと思っているのかも？
また、自分の父のせいで苦しんできたワノ国の人々についても申し訳ない気持ちでいるのかも知れない。

しかし、甲塚はおでん様ならばヤマトにそんな事は望まず、自分の人生を勝ちとる事の方が大事だと言うでしょうし、ルフィも同じ事を言うんじゃないかと思います。

ヤマトはヤマトであり、決しておでん様にはなれない。
しかし、その意思を継ぐ事はできる。
しかし、ワノ国を解放し開国する事ばかりがおでんの人生ではないですし、やはり自分の人生を勝ち取る戦いだと言う意識も持っていいと思います！

甲塚は『おでん』ではなく『ヤマト』としてカイドウに立ち向かって欲しいなと思っています！

まあ、カイドウを倒せば結果として人生を勝ち取り海に出る事も可能なわけですが、『またの名はヤマト』ではなく『またの名は光月おでん』で生きて欲しいと思います！

最後までお読み頂き、誠に有難うございました！