第9砂漠6話感想考察|アマルハマルに刻まれた記憶達
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いい芝居してますね!サイト管理人の甲塚誓ノ介でございます。
この記事ではジャンプスクエア8月号に掲載されていた第9砂漠6話の内容に感想をネタバレも含みますが、
- 第9砂漠6話感想考察|カナリア一家の在りし日
- 第9砂漠6話感想考察|震塊時計に突入!
- 第9砂漠6話感想考察|解放
以上の項目に沿ってご紹介しております。
第9砂漠6話感想考察|カナリア一家の在りし日
第9砂漠第6話感想と考察!カナリア救出!アマルハマルに刻まれた記憶達
第9砂漠第6話『馬鹿みたい』を読みました。
前回はマオが左腕を失い、更にアマルハマルに呼ばれたのか突如カナリアが焼失してしまった所で終了しましたが、
二人の運命は…!?
今回は第6話の内容と感想、考察を妄想をまじえて色々と書かせて頂きます!
カナリア一家の在りし日
10年前…
まだアマルハマルに呼ばれていなかったカナリアの母親であり先代歌姫オリビアはちょっと気の強いごく普通の女性だったようです。
また、カナリアの父親は今からは想像できないくらい優しく気弱な男性だったように見えますが、妻を救う為の研究を必死で行っていた!
彼が仮面で顔を隠した理由は感情が顔に出やすい性質の為に妻と娘を不安な気持ちにさせない心配りだったようですが…
甲塚的には、これは心配りというよりは誤魔化しに過ぎないように感じられました…
そして、結局父親はオリビアを救う事は出来なかった…
しかし、最後の最後まで妻を救う為に必死で研究を続けていたようです…
父親は幼いカナリアに母親は遠いどこかわからない所に連れて行かれたと説明しますが、カナリアは大きくなったら冒険者になっていつか必ず母親を救うと口にしますが、父親にはカナリアを抱きしめてあげる事しか出来なかった…
自分とカナリアから理不尽にオリビアを奪った強大な不条理の前には一人の人間の努力ではどうにもならないと感じながら…
立ち向かうという事
父親は今のマオに10年前の自分を重ねて見ますが…
左腕を失い、強大な不条理を前にして輝きを失わない…
いや、輝きをますマオの眼を見て父親は驚愕します!
マオの面持ちには無力感に打ちひしがれる色など微塵も浮かんでいなかった!
マオは現状を冷静に分析し、姉を失い取り乱す妹シロに協力を請う!
諦めたらそこで全ての思考はストップしてしまうものですが、左腕を失いながらも希望を見つけ、カナリアを救う為に行動できるマオは傑物ですな!
しかし、妻を、娘を奪われながらも歴史や伝統を重んじる事で『仕方ない事』と逃げ込む父親はマオを妨害しようとする!
父親は『希望』を突きつけられるのが怖いのでしょう。
どうせできないんだから、そんなものを見せるな!と言いたいのでしょうな。
しかし、シロが父親を止める!
姉を救えるのなら、少しでも希望があるならと、シロはマオに協力します!
シロは父親を遠ざけ、瓦礫でバリケードを形成し、邪魔が入らない状態にしてしまう。
その直前、マオは父親に許してくれとは言わない、少しでも希望があるなら試したいと言い、父親はマオを馬鹿な男だと言い、妨害を停止します。
カナリアを救いたいという強い気持ち、また不条理に立ち向かう折れない心配りが運命の流れを変えたのかも?
シロはマオの左腕の傷口を応急処置し、二人はカナリア救出に集中します!