ベルセルク368話ネタバレ!|残酷すぎる仕打ち
残酷すぎる仕打ち
ガッツは悪霊達に囲まれていますが、悪霊達は何故か直ぐに烙印の者であるガッツを襲わない…
護符による加護もないのではないかと思いますが、もしかしたらグリフィスの意思に従っているのかも…?
ガッツは全身が震えているようですが、それは恐怖から来るものか…?
恐怖と言っても、それは悪霊達に対するものではなく、視界にグリフィスとキャスカの姿が見当たらない事に対するものではないかと思います…
ガッツは直感しているのでしょう…
またキャスカが手元から離れていく事を…
上空に飛翔する巨大なゾッド!
その左腕にはキャスカを抱きかかえたグリフィスの姿が…!
ガッツを真っ直ぐに見つめるグリフィスですが、その目からは『お前なら取り返しに来るだろう?』というような意思が感じられます…
グリフィスにはもうキャスカに拘る必要はないはずですが、そのキャスカを連れ去るという事は、その根底にはガッツへの拘りが感じられます…
キャスカは薄い意識の中で自分に向かって手を伸ばすガッツの姿を見ているようですが、グリフィスに抗う事はできないようです…
キャスカを見上げるガッツの表情がたまらなく切なく、胸をグッと締め付けますが、これもまた『因果』であり『運命』なんでしょうか…?
地上を這いずる獣に高空を飛ぶ鷹を捕まえる事はできないという雰囲気を感じますが、グリフィスが竜の道に消えて行くという事は、その行先はファルコニアしかないはずで、行く先はわかっていると言えるでしょう…
ガッツはまた旅に出る事になりそうですが…
また、島は完全に崩壊を始めてしまったようです…
グリフィスは各地の霊樹の森を焼き払ってきましたが、妖精郷はその元締めみたいな場所であり、おそらくグリフィスが消し去りたいものは、これで全て消えてしまう事になるのでしょう…
髑髏の騎士は悪霊達が島を支えてきたと言っていましたが、アルビオンでも悪霊達が暴れた事により崩壊が起こっており、おそらく『世界』は人間の霊魂みたいなものが自然を運行する要素の一つとして、常に生者と共にあるのだと言う事だったりするのかも知れませんね…
ガッツは世界の理の外にある存在であり異分子…
それが世界の運命に何か影響を与え、ガッツのいく先々には滅びがついて回る…
やはりガッツには安住の地は無いという事になるのかな?
また、それはキャスカにも言える事だと思いますが、そんなガッツとキャスカがファルコニアに行ったなら…?
グリフィスは何を考えているのでしょうか?
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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