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ボイドとグリフィスと蝕|ベルセルク363以降考察

ベルセルク考察
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ボイドとグリフィスと蝕|グリフィスの蝕

 

グリフィスの蝕



グリフィスがフェムトに転生した蝕の様相は、人面によって形成された空間として描かれました。

ボイドの蝕の空間よりも遥かに広大に見えますが、ボイドほど奇怪でおどろおどろしい雰囲気はなく、全て人面で構成されている、ある意味シンプルな空間…

甲塚はこれは、それまでに、いやこれからも含めてグリフィスが自分の夢を掴み取るまでに積み上げねばならない骸とその魂を表現したものではないかと考えます。

先程ボイドの蝕について書きましたが、甲塚はもう一つの可能性として、転生する歳の贄として捧げるべきものが様相として現れているかも知れないと考えます。

ボイドはおそらく、ガイゼリックが築いた帝国の都、それそのものを捧げた可能性もあり、ボイドの蝕の様相は彼の内面でなく、彼が都に対して持っていただろう醜悪なイメージが様相として現れ出たのかも?

グリフィスは己の夢の実現には様々な形で人間がつきものとなる為に、あのような人面によって形成された世界になったのかも?

グリフィスが捧げたのも、自分の周りの人間でしたからね…

グリフィスは人間を必要とし従わせる術に長けていましたが、深層意識ではそんな自分を嫌っていたり、人間に対する恐怖もあったりしたのかも?

ガッツのように、思い通りにできない人間が確かにいたわけですからね…

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