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ベルセルクのガッツが黒い剣士と呼ばれるに至るまでの考察|精神状態は?

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ベルセルクのガッツが黒い剣士と呼ばれるに至るまでの考察|グリフィスの転生後の彼は?

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ベルセルクのガッツが黒い剣士と呼ばれるに至るまでの考察についてこの記事をご覧いただきありがとうございます。

いい芝居してますね!サイト管理人の甲塚誓ノ介でございます。

この記事ではベルセルクのグリフィスが闇の翼フェムトに転生してしまった後のガッツの主に精神状態についての考察から

  • ベルセルクのガッツが黒い剣士と呼ばれるに至るまでの考察|精神状態を考察
  • ベルセルクのガッツが黒い剣士と呼ばれるに至るまでの考察|己を取り戻す
  • ベルセルクのガッツが黒い剣士と呼ばれるに至るまでの考察|どんな状況でも、それは戦

以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。

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ベルセルクのガッツが黒い剣士と呼ばれるに至るまでの考察|精神状態を考察

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『ベルセルクのガッツ、黒い剣士と呼ばれるに至るまでの考察』

グリフィスが渇望の福王たる『闇の翼フェムト』に転生した『蝕』による逃れ難い死を、髑髏の騎士の助力で回避できたガッツとキャスカ。

ガッツは髑髏の騎士により、人生の師とも言える鍛冶職人ゴドーの元へ運ばれ、そこで目を覚まします。

ガッツは、右目と左腕を失う重傷を負い、キャスカは精神が崩壊し、幼児退行してしまったという状況になっていました。

ガッツの精神状態を考察

ガッツは、『蝕』により大切な多くのものを奪われ、失いました。

まず自分の右目と左腕、大切な仲間達の命、恋愛関係にあるキャスカの人格を奪われ、グリフィスという『友』への『友情』を失ったのです。

その全てが『ガッツ』という人間を形成する欠かせない要素であり、その喪失感は筆舌に尽くし難いかと思われます。

まして、それが理不尽な形で突然訪れたのです。

ガッツは、自分が何者であり、今を、明日をどう生きるかすら見失ってしまったのではないでしょうか?

ガッツは、そんな抱え難い感情を爆発させるように、重傷を負っている事も忘れて走り出しました。

何をどうすればいいのかわからない、でも、じっとしていられない。

この時のガッツは、まさに『もがく者』そのものでした。

ベルセルクのガッツが黒い剣士と呼ばれるに至るまでの考察|己を取り戻す

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己を取り戻す

茫然自失のまま走り出したガッツは、泣き叫んでいました。

事の大小はあるかと思いますが、誰でも一度は、こんな気持ちになった事があるんじゃないでしょうか?

夜になり、ガッツはついに体力の限界となり、倒れます。

その隙をついたように、闇に紛れていた悪霊が現れます。

ゾッドやワイアルドという超常の者と戦い、『蝕』を生き抜いたガッツでしたが、霊体を目にするのは、おそらく初めてだったかと思います。

そこに髑髏の騎士が現れ、ガッツに告げます。

ガッツとキャスカは、『蝕』を生き抜きましたが、魔への供物の証である烙印を刻まれてしまいました。

それにより、彼らの生命は現世でもない、幽界でもない『狭間の世界』におかれる事になった。

彼らの生命は、その断末魔のみでも魔への供物であり、烙印にひかれて現れる現世を漂う悪霊の類のものに常に狙われる事になってしまったのです。

生命、生命と書いていますが、この生命とは『本質』とかそういうものを指しています。

ベルセルクの世界では『本質』の上に『霊体』の服を着、その上に『肉体』という上着を着ているようなものだというのが、魔道的な一個の『存在』の在り方のようです。

『本質』は、全宇宙に満ち満ちている一つの方向性と意志を持つエネルギーの海のようなだと捉えれば理解しやすいかも知れません。

『霊体』とは、個の持つ『意識』であり、『肉体』は個の意識の在り方が物質として形成されているものだと思われます。

平たく言えば、ガッツとキャスカは肉体的には現世、霊的には幽界に存在する形となり、所謂『霊感』が非常に鋭くなってしまったと考えたらわかりやすいのかな?と思います。

烙印は、肉体だけに刻まれたのなら害は少ないかと思われますが、霊的にも刻まれており、意味としては後者が圧倒的に大きいでしょう。

ベルセルクのガッツが黒い剣士と呼ばれるに至るまでの考察|どんな状況でも、それは戦

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どんな状況でも、それは戦

闇の中にあっては、気を許せば悪霊の類に憑依されたり、食べられてしまうという状況になってしまったガッツですが、グリフィスをはじめとする超常の者への復讐に燃えるガッツにとって、相手がなんであろうと、生きる事が戦であるという事に変わりはありません。

ガッツはしばらく傷を癒し、リハビリをして戦える身体になると、同じく『蝕』を逃れ、ゴドーの弟子となった『鷹の団』の仲間であるリッケルトの手による義手大砲や甲冑を身につけ、ゴドーからはおそらく終生の愛剣になるだろう大剣『ドラゴンころし』を譲り受け、超常の者への復讐の旅に出ます。

ガッツはまた、たった一人の戦を始めたのです。

ドラゴンころし

鍛冶職人ゴドーは若い頃、貴族からの注文で華美な装飾を施した実戦に不向きな芸術品のような剣ばかり作らされていました。

しかし、ある貴族から『ドラゴンも倒せるような剣を作れと命を受けました。

その貴族は、そうは言いながらも華美で華麗なデザインの観賞用の剣を想像していたかと思いますが、そんなものを作るのに辟易していたゴドーはあてつけのように、本当にドラゴンも倒せるような巨大な鉄塊のような大剣を作り、献上します。

しかし、ゴドーのあてつけに腹を立てた貴族により、ゴドーは吊るし首にされそうになったそうです。

ガッツが復讐の旅に出る朝、ゴドーは別の剣を自信作として餞別代わりにガッツに与えますが、ガッツとキャスカを追ってきた使徒が突然現れ、戦闘になります。

ガッツは与えられたばかりの剣で使徒に深手を負わせたかに見えましたが、剣は折れ、使徒は傷の割にはダメージは少なく、ガッツを吹き飛ばします。

吹き飛された先に見えたのが、『ドラゴンころし』でした。

大柄なガッツの身の丈以上に見えるそれは、人間が振るえる代物ではないようにみえましたが、ガッツはそれを振るい、使徒を両断すると義手大砲で止めを刺しました。

『黒い剣士』誕生の瞬間です。

この『ドラゴンころし』はベルセルクのトレードマークのようなもので、この剣なくしてベルセルクは成立しません。

しかし、この『ドラゴンころし』を振るうガッツの膂力は軽く人間を超えています。

ガッツは精神力の強弱が存在の強さを決める幽界に限りなく近い『狭間の世界』に身をおく事になった時点で、その強靭過ぎる精神力のお陰で、身体能力が底上されたのかも知れませんね…

まとめ

ガッツは、ここでようやくタイトルの『ベルセルク』、つまり『狂戦士』らしくなりました。

この後の展開はアニメなどにより記憶に新しいでしょう。

次記事からはガッツの今後を考察していきたいと思います。

この記事でのご紹介は以上になります。

最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!

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