ベルセルクのドラゴンころしその正体は?|髑髏の騎士は『斬魔剣』と呼ぶ
ベルセルクのドラゴンころしその正体は?についてこの記事をご覧いただきありがとうございます。
いい芝居してますね!サイト管理人の甲塚誓ノ介でございます。
この記事ではベルセルクの主人公ガッツが振るう大剣ドラゴンころしについての考察を
- ベルセルクのドラゴンころしその正体は?|鍛冶職人ゴドー作
- ベルセルクのドラゴンころしその正体は?|ガッツの精神をかき乱す犬の存在
- ベルセルクのドラゴンころしその正体は?|神殺しの大剣を練る者
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
ベルセルクのドラゴンころしその正体は?|鍛冶職人ゴドー作
『ベルセルクの象徴、ドラゴンころしについての考察~あの犬は、大雑把な鉄塊の魂か?~』
主人公ガッツが振るう巨大な鉄塊のような大剣『ドラゴンころし』。
幽界の存在を斬る事に特化したその大剣を、髑髏の騎士は『斬魔剣』と呼びました。
今回は、その『ドラゴンころし』について考察してみました。
ドラゴンころし
ガッツの人生の師匠とも言える鍛冶職人ゴドーが作った、ドラゴンをも打ち殺せるという巨大な大剣。
人間には扱えないと思われたその大剣を、ガッツは手足のように扱います。
最早ガッツとは一心同体とも言えます。
無数の幽界の存在を斬ってきた結果、その大剣には人智を超えた何かが宿るようになったようです。
イーノック村の事件で現世に現れたゴッドハンドの一人、スランを撃退せしめた事で、ただの大剣ではない事が証明され、また、魔女のシールケも何かを感じているようです。
ドラゴンころしには、何が宿っているのでしょうか?
ベルセルクのドラゴンころしその正体は?|ガッツの精神をかき乱す犬の存在
ガッツの精神をかき乱す犬の存在
ガッツの精神に度々姿を表す異形の犬のような魔物。
おそらく、ガッツが自分の中にあると自覚している『ドス黒いもの』の象徴として描かれているものだと思われますが、果たして、それだけなんでしょうか?
私は、あの犬こそ、『ドラゴンころし』の中に宿る精霊のようなものではないかと思うのです。
無論、ガッツの精神から生まれたものだとは思いますが、ガッツの怒りや悲しみ、殺意や破壊衝動は、ドラゴンころしを通じて開放されます。
それを受け続けてきた故に、ドラゴンころしの中に、そんなガッツの激情が乗り移る形で生まれたのが、あの犬…
おそらく、髑髏の騎士は、あの犬の存在を察知していると思われます。
ベルセルクのドラゴンころしその正体は?|神殺しの大剣を練る者
神殺しの大剣を練る者
因果律、つまり運命が人の子を弄ぶなら、ガッツにも課せられた役割があるはずです。
髑髏の騎士は使徒を倒して手に入れたベヘリットを練り上げて
呼び水の剣を作りましたが、それはゴッドハンドの空間を捻じ曲げる能力の前には無力でした。
しかし、ドラゴンころしはスランの仮の肉体を貫き、霧状の身体を持つガニシュカの本体を傷つける事に成功しています。
つまり、ドラゴンころしは呼び水の剣よりはゴッドハンドを彼の渦に葬り去る事ができる可能性が高いと言えると考えます。
幽界のレベルでは、肉体の強さより精神の強さが存在としての強さに繋がるわけですが、それほどガッツの精神が強いと言える事でしょうか?
私のイメージでは、ガッツがドラゴンころしで敵を斬る時、単純に刃が切り裂くのではなく、あの犬が噛みちぎるという感じに見えます。
ガッツが狂戦士の甲冑に支配されると、あの犬のような姿に変形しますが、それだけ、あの犬は力を持っていると言う事であると思われます。
ガッツの役割は、あの犬を更に獰猛に、凶暴に、力ある存在へと育て続け、いつかゴッドハンドを葬り去る事であると、私には感じられるのです。
まとめ
ガッツは放っておけば、ドラゴンころしと甲冑に支配され、ただそれを振るうだけの本当のベルセルクに変わってしまうでしょう。
しかし、ガッツには精神わ導き制御してくれるシールケと、あの黒髪の少年という存在があります。
それもまた因果律によって定められた事であるなら、ガッツはガッツのまま、ゴッドハンドを葬り去るという役割があるのだと思われます。
いつの日か、ガッツからあの犬が分離する事があるかも知れませんが、それはガッツが人間としての幸福をてに入れる時でしょう…
私はあの犬こそが、『ドラゴンころし』だと思っております…
この記事でのご紹介は以上になります。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!
【その他のベルセルク考察記事】
ベルセルクの謎の少年についての考察|不思議な力を持つ謎の子供
ベルセルクの法王庁についての考察|名前すら明らかになっていない巨大宗教の謎は?