約束のネバーランド読み切りの感想ネタバレ|逃避と決意
逃避と決意
みんなの命を救えるのは真実を知る自分一人…
毎日毎日、みんなを救う方法を考え続ける…
でも、全員余さず救う方法なんて到底思いつかない…
知っているのに話せない、吐き出せない。
幼い少年の小さな身体の中には到底おさまりきれない圧倒的なストレス量!
唯一生き延びる方法は成績をあげる事だが、必ず成績には差がつき、必ず誰かが殺されてしまう…
何で自分だけ気づいた?
何で自分だけ覚えている?
レイは自分の境遇を呪い、その幼い精神はすり減り、疲れ切ってしまいます。
今は幸せだから、もうそれでいいんじゃないか?
知らないふりをしていれば、目を瞑り、耳を塞いでしまえば苦しまなくて済むのではないか?
しかし、自分の苦しみを分かち合おうとしてくれる家族の命…
せめてこの二人だけでも…