終末のワルキューレ48話ネタバレ！釈迦の慈悲｜救済
救済
自分を愛すると言う言葉の意味はやはりすぐに伝わるものではなく、零福はわけのわからない事を言うなと釈迦に攻撃しますが、釈迦は零福を受け止め、オレは零福ちゃんのこと結構好きだよと言う。
零福はその言葉に困惑しますが、自分を好きだと言ってくれる他者の存在は零福の心を強く刺激した！
そして、釈迦はここで仏の威光を発揮する。
釈迦は零福を倒そうとして戦っていたわけではなく、自分の裡にある幸福を否定している零福の心を救おうとしていたのです！
なんの迷いもなく、ただ零福に裡なる幸福を悟らせようとする釈迦の心を現す優しげな微笑みは零福の心に刺さる！
零福は気づく…
自分は釈迦みたいになりたかったのだ！
自分もみんなから愛されたかった…
しかし、どうしたらそうなるのか分からなかった…
零福はみんなに幸福になって欲しくて尽くして尽くして尽くしまくり、ボロボロになっても
愛してはもらえなかった…
それは、まず自分を愛することに気づいていなかったから…
自分を愛するというのは、利己的な事ではなく、自分は他者との繋がりによって成り立つ存在であり、自分を愛するという事は他者を大切にするという事…
それが無く、ただ他人から好かれる事だけを願って尽くしても、やはりそれだけの存在になってしまう。
他者と一緒に自分も幸福になっていくんだと言う思いが他者からの愛情を集める事ができるんだと思います。
零福もそれに気づけようで、今まで感じていた不幸が消えていきます…
今まで感じていた不幸が消え去ってしまった為、なんと斧爻まで消滅してしまいました！
これはもう完全に釈迦の勝利確定と思われましたが、なんと釈迦はステゴロのタイマンで決着をつけようと言い出します！
このパフォーマンスはまた会場を魅了し、零福も釈迦の思いに答えて素手で向かっていきます！
もう未来視も神器も何もない！
二人はステゴロのタイマンでお互いを理解し合うかのように殴り合う！
零福は釈迦こそが自分の一番の理解者だったのだと気づきます！
自分の怒りや悲しみ、言葉にはできない苦しい思いを理解してくれる存在に出会うというのは非常に幸福な事です。
零福は今、殴り合いの中でその幸福を噛み締めている！
零福からは禍々しさが抜けて、昔の姿を取り戻しつつあります。
そして、釈迦の右ストレートが零福の顔面にクリーンヒットし零福はダウン！
いや、完全にノックアウトしたようです。
まだ勝負はついていないかもしれないですが、もう二人に戦う理由はないかも？
どう決着がつくのでしょうか？
今月号は二本立てになっており、第49話もまた同様に内容と感想を書かせて頂きます！
最後までお読み頂き、誠に有難うございました！
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