終末のワルキューレ89話感想考察|鬼子の本領発揮
鬼子の本領発揮
幕末の京が再現された闘技場…
観衆達はそこで繰り広げられている剣戟に目も心も奪われ、周囲馬異様な静けさに包まれているようです…
おそらくヘイルダムも実況が追いつかないくらいに二人の戦いが速過ぎるのでしょうね…
二人とも本当に剣身一体という感じで、剣は体の延長であるというような剣戟を続けているようですが、二人が一呼吸とった時にようやく観衆も我に帰った感じで、おそらく観衆も無意識に二人と呼吸を合わせてしまっているんでしょうね…
その戦いを見ていたアレスは驚きのあまり魂が抜けてしまい石像いや塩の彫像みたいになっていますが、スサノヲに順番を譲ってしまったアヌビスは非常に後悔しており、沖田から漂ってくる最高の死の匂いを感じ、興奮しています。
武蔵と小次郎はスサノヲの神羅八百万という構えの恐ろしさと、スサノヲが古今東西、人類が生み出した全ての剣技を網羅し会得し、それら全てが極みと呼べる領域に達していると評していますが、基本的には寿命をもたないだろう神たからこそ、それだけ己を鍛え上げてきたという事なんでしょう…
小次郎はこの神様にどうやって勝つのか見せてくれよと沖田にエールを送ります。
また、二人は一瞬気を抜けば即死に繋がるだろう戦いの中で笑顔を向け合いお互いを讃えあい楽しいと言っていますが、それは側から見れば以上と見えると思いますが想像してみるに、何も考えずそこまでやれるというのは男として幸福な事なのかも知れないですね…
そして、沖田はスサノヲの神羅八百万に対抗する構えとして、脱力し、無型の構えを見せる!
武蔵は柳生新陰流の無形の位かと言いますが、小次郎は似ているが別物であり、おそらく沖田が死線を生き抜くうちに自然と身につけたものなんじゃないかと口にする…
スサノヲは沖田から発せられる刺すような剣圧にゾクゾクとした高揚感を覚えているようですが、それは即座に戦慄に変わる!
沖田はまるで体重がない…幽霊のような動きで間合いを詰めるとノーモーションみたいな感じで鋭い攻撃を繰り出してくる!
しかも、パワーも上がっており、一振りの威力はスサノヲでさえも簡単に弾き返せないほどに…!
小次郎は沖田にはスサノヲを凌駕すると断言できるものが一つだけあるという…
それは、潜ってきた死線の数!!
沖田はスサノヲの左手に刀の柄を
打ち当て、押し付けると、それをそのまま起点にして、ついに菊一文字を刃をスサノヲの身体に走らせる!!
スサノヲは血飛沫を上げていますが、実際に有効なるダメージに繋がっているのでしょうか?
見た目には、かなり傷は深そうに見えますが…!?
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