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【ワンピース974話考察】黒炭家への迫害とワノ国の衰退|『異物』?

ワンピース考察
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【ワンピース974話考察】黒炭家への迫害とワノ国の衰退|迫害が衰退を招いた

迫害が衰退を招いた

甲塚は黒炭オロチには全く同情の余地は無いと感じていますが、ワノ国の民衆が行った黒炭家への迫害は行き過ぎ以外の何物でも無かったと思えます。
 
無論、悪を断ずる事は正しいです。
 
しかし、大罪とは言え一人の人間が犯した罪を、それと同じ血が流れる人間全てに被せてしまうのは明らかな間違いであると思えます。
 
甲塚には、大罪を犯したオロチの祖父は切腹して果てたが、その大罪が世間に与えた怒りや悲しみの感情はそれではおさまりきれず、残された黒炭家の一族はそのおさまりきれない感情の吐口にされてしまった…
 
おそらく、残された黒炭家の人間がどれだけ萎縮した生活を送っていたとしても、それが止まる事は無かったと思えます。
 
少なくとも、
 
黒炭本家のオロチが、顔も知らない大罪人の祖父の所業のせいで幼少から夜もゆっくり眠れないよう環境で生きる事を強いられた事は事実…
 
それはおそらく、宇宙人にさらわれた方がまだマシ…
 
いや、何なら今すぐさらって下さいと願ってしまうような過酷な生活だったでしょう…
 
それがもたらした結果が、
 
『国の滅亡を切に願う将軍』
 
によって統治される現代のワノ国です。
 
甲塚、自分が治めている国の滅亡を願う統治者なんて聞いた記憶がありません…
 
また、同じような目にあったカン十郎…
 
彼の半生をかけた『大芝居』と言う裏切り行為の目的もワノ国の滅亡にあるように思えます…
 
甲塚はオロチに同情したり、その行動を理解できたり許したりする事は全く不可能ですが…
 
今のワノ国の惨状の原因の一つに、ワノ国の民衆が黒炭家を迫害した事実が含まれている事は否定できません…
 
一人の泥棒がいて、その親も子も泥棒であると決めつけて扱うのは、絶対に正義であるとは言えないと思えます。
 
この記事でのご紹介は以上になります。
 
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
 
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