ロックスが世界の王を目指した理由|神の天敵
神の天敵
ロックスはなんだかDの意味を知っていたように思います。
誰も積極的に歯向かう事などしない天竜人に真正面から挑むというのは、彼の野望だけではなく、Dとして挑むというような意味もあったんじゃないかと…
イム様はDとは我々の敵だった者達で、今はその意味も忘れた抜け殻だと言っていましたが、ロックスは抜け殻ではなかったのではないかと思います。
Dの意味は今もまだわからないわけですが、その意味がどんなものであろうとも、おそらくは人間から自由を奪おうとする者達に立ち向かう者達であるというのは、名前にDを持つ人間の共通の特徴であると思います。
しかし、個人的に、ロックスはDの意味を知りながらも、それを何らか違う意味に曲解しており、自由を奪う側に回ってしまったから、結果的にガープとロジャーというDの名前を持つ人間によって倒されてしまった…
天竜人達は『神』を名乗り人々を縛りつけ支配しているわけですが、おそらくは空白の100年の時代にも彼らは同じ事をしていたはずで、それでDと戦う事になった…
ロックスも人間から自由を奪う天竜人に対してDとして振る舞いながらも、自分が自由を奪う立場になってしまった事でDに滅ぼされた…
おそらくDの意味を知ったとて大半のDはロックスのようになってしまうんじゃないかと思うのですが、それは人間が自由を奪い合ってしまう生き物だから…
本当のDは他者から自由を奪わないで生きていける人間なんじゃないかと思いますね!
Dは天竜人達の中で神の天敵だと言われていますが、それは他者から自由を奪う事でしか神でいられないというような天竜達が、いつかまたDが立ち上がる日を予想し恐れているという証じゃないかなと思います。
Dの意味を知ろうとも、それそのままに生きられないとか生きたくないというのも自由ではありますし、ロックスは誰よりも自由になりたかっただけだったんじゃないかと思います…
この記事の紹介は以上になります。
最後までお読み頂き誠に有難うございました!
【その他のワンピース関連記事】
サウロはハイルディンの新巨兵海賊団旗揚げ理由に関わる?|ワンピース考察
ガーリング聖には複数の子供あり?|ワンピース1096話以降考察