緑牛アラマキが掲げる正義｜一般市民の命より秩序維持を優先
一般市民の命より秩序維持を優先
秩序維持の為なら、正義の為なら一般市民の犠牲もやむを得ないという考えを持つサカズキは海軍のトップであり、海軍はサカズキの命令によって動くはずですが、そのサカズキに命令できる立場の世界政府中央と天竜人は更に地上の人間を奴隷対象としてしか見ていない輩であり、少なくとも海軍の管轄である世界政府加盟国の民衆達は非常に怖い立場にいると言っていいと思います。
自分達が納めた税金、天上金によって運営され、自分達を守ってくれるはずの海軍が、一つ間違えれば、自分達の命を狩りとりに来る可能性があるとしたら、非常に怖いですよね？
しかし、海軍には藤虎イッショウのような民衆側である事をはっきりと言動に現し、サカズキと大喧嘩までするような将校もおり、何か大きな事件が海軍の分裂まで招くような事も予測される状況でもあろうかと考えられますが、サカズキのバックには天竜人達がいる為、分裂したとなれば反サカズキ派となる海兵達は海軍、世界政府に対する反逆者として認識される事になるでしょう…
サカズキ派のトップになってきそうなのは黄猿ボルサリーノと緑牛アラマキだろうと考えられますが、アラマキがサカズキの思想を大好きだと言うなら、どっちつかずの正義を掲げるボルサリーノよりはアラマキの方が民衆にとっての脅威、恐怖の対象になってきそうな気がしますが、それについてはアラマキがワノ国でどんな振る舞いをするかによって判断できそうな気がします…
ワノ国は非加盟国ですから、ルフィ達を国を救ってくれた英雄として扱ってもよいわけで、更に海軍は管轄外ですからサカズキが言っていたように余計な事はできないはずですが、ワノ国がルフィ達を庇い立てするような事になり、アラマキが『それなら、お前たちも…！』という動きを見せたなら、アラマキは非常に危険な人物だと考えねばならないでしょうね…
