ロックスはビッグマム、カイドウを上回る覇王色の持ち主?|覇王の中の覇王
覇王の中の覇王
『覇王色』は『王の資質』ですから、それを備えるものは少なくとも一つの国をまとめ上げ、支配する力を持っているという事だと思って良いでしょう。
白ひげは、おでん様が船に乗せてくれと頼んできた時に、その覇王色を見抜いていたのか…
『お前は人の下につけるタイプじゃねぇ』
『そういうのが集まるとチームがどうなるか、おれは前の海賊団でイヤって程思い知ってんだ』
と、拒絶していました。
前の海賊団とはロックス海賊団にほかなりませんし、人の下につけないというのは、やはり覇王色を備えるものがゴロゴロいたという事でしょう。
覇王色を備える人間は『国一つ』と同じだと考えてよいと思います。
ロックス海賊団の内部は裏切りや仲間殺しが横行し、クルー達の仲は最悪だったようで、それは海賊団の中で国家間の謀略戦や戦争が頻繁かな起こっていたようなもの…
そんな世界の縮図みたいな混沌とした海賊団を、それでも一つにまとめ上げていたロックスという男は、その身一つで多くの国家を力づくでねじ伏せ従わせる覇王の中の覇王だったという事になるでしょう。
そんな男ならば、今、イム様がついている唯一の絶対者『世界の王』を目指す資格は十分だったと思えてしまいます!
カイドウは『自分と互角に戦える』と認めている男が5人いましたが、その中にロックスも含まれていました。
しかし、ロックスに勝てなかったから従っていたはずです。
やはりロックスは異常な強さを持つ海賊だったというのが、今になってさらに強調されてきたように感じます!