クイーンと百獣海賊団の倫理観|カイドウとジャック
カイドウとジャック
しかし、そんな獣の組織の長であるカイドウは妙に人間くさいところがありますよね…
バオファンの遅刻は軽く叱る程度、うるティの暴言はほぼスルー、キングとササキ達が揉めそうになるとなだめて止めるとか…
身近な部下には妙に優しいところがあります。
これがまた、ジャックとの関係はさらにその傾向が強い…というかジャックは別格に可愛がられているような雰囲気がありますよね。
ジャックがイヌアラシとネコマムシにトドメを受けそうになると身体を張って庇い、不甲斐なさを詫びるジャックをフォローして手当ての為に後退させています。
将来、ヤマトを嫁にやるつもりでもあるかのような可愛がり様(笑)
また、ジャックもカイドウの為には何の躊躇もなく自分の命を投げ出し、お互いに想い合う姿は、理想的な主従関係だと感じられます。
やはりカイドウはジャックに自分ねは若かりし日の姿を重ねて見ているのかも知れない…
で、またジャックも部下には厳しいような雰囲気だったのに、なんか慕われているような感じもあります。
また、赤鞘達にトドメを刺しに行くと志願したブラックマリアを止め、飛び六胞では瀕死だとしても赤鞘には勝てないと、まだ癒えきらない身体をおして宝物殿に向かっています。
これは敵に対する本人の感情もあるでしょうが、部下達を守る行動でもあります。
ジャックは人の上に立つ人間としてクイーンと比べると、はるかに上でしょう。
しかし、それもやはり飛び六胞やギフターズ達くらいまでにしか持たない感情であると思われ、やはり百獣海賊団は人間の組織ではないと思います。
人間の心を持っていれば簡単に人間を殺したりしませんし、奴隷にしようとも思わないはずですからね!
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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