カイドウとロジャー白ひげとの差｜ONEPIECE995以降考察

ワンピース考察

2020.11.06 2020.11.04

カイドウとロジャー白ひげとの差｜空虚な人生

頂上戦争の際、赤犬はエースに対して白ひげは先の時代の敗北者であり空虚な人生を送ったと言って挑発しましたが、あのセリフはそっくりそのままカイドウに当てはまるような気がします。

カイドウは何も成していない！

実の子であるヤマトにしても、ヤマトからはカイドウは死んでもいいとまで言われ、正直、父親としてヤマトには何も残せていないように感じられます。

カイドウを慕う部下はいますが、彼らはカイドウから受け継ぐべき何かを残されているのか？

ONE PIECEでは誰かの意思を
受け継ぐ、なんてシチュエーションが多く登場しますが、カイドウの意思を受け継ぐべき誰かは存在するのでしょうか？

『死は人の完成』…

そのセリフは、何かを残したと言う自他ともの認識があってはじめて意味を成すものであり、何も残せていないカイドウがそれを口にするのは早すぎると思います！

また、カイドウは覚悟についても語っていますが、死に対する覚悟というのは、それまでに悔いのない生き方をしてきた、または今その為に死ぬのなら本望という強い思いをいうはずです！

カイドウにはその覚悟が本当にあるのか？

空虚な生き様では、決してカイドウが望む死に様には繋がらないと甲塚は思います！

甲塚はカイドウの『死は人の完成』というセリフは言霊ではない、つまり中身のない空虚な言葉に過ぎないと感じています！

最後までお読み頂き、誠に有難うございました！

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