キャベンディッシュとスレイマンのその後｜スレイマンについて
スレイマンについて
キャベンディッシュの相棒となったスレイマンもまた国を追われた人間ですな。
彼は『ディアス海戦A級戦犯』とされ、また『首はねスレイマン』という二つ名をつけられた。
デリンジャーによると戦争で処刑人だったと言いますし、スレイマンは愛国心が強く全部国の為にやったと言っています。
問題はその戦争がどんな戦争だったか、ですな。
国家間戦争ならスレイマンの国が敗北し、あまりに敵を殺しすぎたからか？
しかし、それなら国を追われるどころでは済まない…
元はかなり友好的な同盟国だったが、国王同士の喧嘩で戦争になり仲直りして戦争は終結したが、スレイマンは国の為とは言えあまりに相手国の人間を殺し過ぎたので相手国の感情を考慮して追放したとか？
または、内戦だった可能性もありますな…
まあ、国の為に働いた結果、国を追われたという理不尽な過去がスレイマンの心に虚無を生み出した事は確かですな。
スレイマンがキャベンディッシュの船に乗せてもらう事を決めたのは、やはり境遇が似ているところにあるのでしょう。
