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進撃の巨人33巻ネタバレ!ハンジ、フロックの最後!|地鳴らし

進撃の巨人
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進撃の巨人33巻ネタバレ!ハンジ、フロックの最後!|自由の翼

 

自由の翼



アルミン達の船はオディハに到着した。
すでに避難しているのか街も港も人の気配は無かった…
ハンジはキヨミに乳鳴らしが到達するまでに飛行艇を空にあげてみせるといい、キヨミはヒィズルを救ってくれと願う。
船が港に着くと同時に飛行艇は人力で運び出され、整備工場へと搬入される。
巻き付けられた爆薬は何かに使えるかもしれないアルミンの考えで飛行艇に積み込む事になる。

また、巨人化の後に眠っていたファルコはピークとガビから地鳴らしがレベリオを踏み潰し、家族やマガトも死んだだろうという事実を聞いて泣き叫ぶ…

ミカサはアニにライナーと一緒に新型の立体機動装置を試しておいた方がいいと勧めるが、アニは飛行艇には乗らないから必要ないという。
必死に故郷を守ろうとしているみんなには悪いが、自分はすでに故郷を失っているし、最後くらい穏やかでいたいという。
そういうアニの視線の先にアルミンの姿がある事に気づいたミカサと、気づかれたと顔を赤らめるアニ。
ミカサはアニにもう辛い思いはしなくていいが、アルミンは飛行艇に乗ってエレンの下に向かうと告げる。
アニはわかってると答え、あんたは人類を救う為にエレンを殺しにいくのかと尋ねる。
ミカサは殺さない、遠くに行ったエレンを連れ戻すだけだと答える。
アニはミカサにマフラーはもう巻いていないのかと尋ねるが、ミカサは持っているが今は巻いていないと行ってその場を後にする…

一方、まだ起き上がるのもやっとのリヴァイをアルミンが安静にしているように止めるが、イェレナが目を覚ましたからエレンの行き先を吐かせるぞと言う事を聞かない…

イェレナはエレンはカリファ軍港の後は少しでも始祖の巨人に攻撃が出来そうな飛行船の基地であるスラトア要塞に向かうだろうと語る…
リヴァイは従順な態度のイェレナに意外だなと声をかけるが、イェレナは一つだけ認めてほしいことがあると言う。

ジークは敗れたが、正しかったと…

エルディア人の存在という問題の解決には安楽死計画しかなかった。
今の地鳴らしによる惨状を見ればそれは明らかだと…

ハンジはエレンに他の解決策や希望や未来を示せなかった自分の無力さ認めると答える…

また、ピークはキヨミにファルコとガビの事を頼むと言う。
二人は客室に閉じ込めているから、連れて行って欲しいと…

翌朝、飛行艇に乗るメンバーは装備を整えて、複雑な想いを抱えながらアニ達と別れる。

あとは飛行艇に燃料を注入すれば飛べるというときに…

船にしがみついてついて来ていたのか、フロックが姿を現して飛行艇に弾丸を撃ち込む!
ミカサが立体機動装置のアンカーでフロックの喉を射抜き防ぐが、燃料タンクに穴があいてしまう!
フロックは信念で飛行艇の離陸を止めようとした。
そして、息絶える…
ジャンとハンジは複雑な想いでフロックを看取った…

燃料タンクの穴はブリキを溶接すればフタをする事はできるが1時間はかかる…
そんな中、ついに…

山を越えて地鳴らしがやって来てしまう!

アルミンは自分が巨人になって食い止めると提案するが、ハンジは巨人の力の消耗は許さないと言って、自分が足止めすると口にしてアルミンを15代調査兵団団長に任命する。

リヴァイは止めようとするが、ハンジは今最高にカッコつけたいところだから止めるなという

リヴァイはただ『心臓を捧げよ』と、死地に赴く友を送り出す!

ハンジはリヴァイがそれをいうのは初めて聞くよと言い残して単騎出撃する!

絶望が具現化したような巨大な軍勢に向かって!!

ハンジは地鳴らしの巨人達から発っせられる超高熱に身体を焼かれながらも雷槍とブレードを使い、巨人達を確実に仕留め、必死に足止めする!

それによって飛行艇は無事に離陸するが、ハンジは力尽きて地に落下し、巨人に踏み潰されてしまう…
ハンジの魂は巨人の足跡の中で目を覚ますが、そこには先に逝った仲間達がハンジを迎えにきてくれていた。 

その中にはサシャやシャーディス教官らしき姿もあり、アルミン達が乗った飛行艇を見送っています。

戦死した仲間達が待っていてくれたなんて、これは涙を禁じ得ませんな!

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