【進撃の巨人133以降考察】ハンジから団長に任命されたアルミン|予期していた?
予期していた?
アルミンは、エルヴィンとアルミンどちらかを生かすという選択を迫られたリヴァイがアルミンを生かすと判断した事によって生き永らえましたが、エルヴィンが団長を継いだ時にはハンジの後は自分に団長が回ってくると予期していたはずです。
置かれた状況を把握し、方針を決めて的確な指示を出す能力はアルミンが一番優れている事は誰にでもわかる事で、アルミンの個人的な謙遜や増長などを考慮に入れてもハンジの次の団長はアルミンしかいないわけです。
アルミンがハンジから団長に任命された時の表情はおそらく、かねてから予期していた事態に、今この場でなってしまった事の絶望感が現れていたと思います。
正直、エレンを止める方法など今は全くわからず、実際に現場でエレンと接触が叶ってはじめて考える事ができるようなものでしょう。
しかしそれはアルミン個人として行動する事と、団長として行動する事には大きな差があり、団長という重責ある立場でエレンと接触して的確な判断が可能なのか、全く自信がないのだと思われます。
アルミンからすれば、ただでさえ奇跡を起こすのと同じくらい難しい事を、さらに難しくされるのと同じで、そりゃあ青ざめて当たり前だと思います。