君と世界が終わる日に第4話感想と考察|第4話の感想と考察
第4話の感想と考察
他人を信じるという事は非常に困難な事かも知れない。
それは、全ての人間には等しく悪意が存在するからでしょう。
悪意にも色々あるでしょうが、意識的に他人を傷つけてやろうとか何かを奪ってやろうという悪意…
意図せずにそう言う行為を他人にしてしまった場合にも他人はそれを悪意であると受け取ってしまう…
また、全体の意思や結論をそのまま自分に対する社会からの悪意だと感じるような状況も存在しますね…
しかし、人間は疑いが先に出ると他者と良好な関係を築く事はできないですよね?
殊更、ドラマの中のような状態になると生き残った人間で団結しなければならないという意識もある中で、それでも人間のエゴや疑い、不信感なんかが団結を邪魔したりするんですよね…
他者を信じて団結した方が生き延びられる可能性は高い、しかし、それは一つ選択を間違うと全滅の危険性もある。
しかし、甲塚は信じる事は希望の種になると信じています。
疑いから希望は生まれないと思うのです。
人間は全てを失ったとしても、次の瞬間から失ったものを取り戻したり、失う前よりもさらに多くを得る可能性はあります!
まず、それを信じなければ再起する力なんか湧いて来ないはずです。
それは他者を信じる事も同じで、他人からの裏切りで酷い目に遭ったとして、それで他人を信じる事をやめてしまったら、人間は幸せに生きる可能性がかなり狭くなってしまうでしょう。
悪意というものも人間の側面の一つであると受け止めながら、それでも基本的に他人を信じて生きていくのが強さではないかと…
甲塚は、今回を見てそんな事を思いました。
響はそんなバランス感のある人間であり、やはり集団の中でリーダーになり得る人物だと思いますね!
正しい人間より、信じられる人間についていきたいという佳奈恵達のセリフは胸にズシリときましたね!
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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