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君と世界が終わる日に2話感想と考察!問われる命の尊厳|すれ違いは続く…

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君と世界が終わる日に2話感想と考察!問われる命の尊厳|感想とまとめ

◯感想とまとめ

今回は響の命の尊厳に対する葛藤が非常に心に残りましたね…

目の前で不本意に化け物に変わりゆく宇和島を化け物として切り捨てる事ができない…

全ての命が等しく尊いものだと考える者にとっては非常に苦しい場面…

しかし、状況を呪っても何も好転せず、ただ時の流れが残酷な現実を連れてくるという状況の中、それでも宇和島は助かると信じ、人間の命を無碍にはできないと助けようとする姿勢にぐっときました。
また、生きたいというのは人間誰もが持つ当たり前のわがままだと言う言葉を口にしましたが、それは命というものに対して揺らがない信念がある証!
このセリフにはさらにグッと来ました。

今そこにいる誰の責任でもない災厄を前にすると、人は自分の利益を守る為に形はどうあれ最善を尽くそうとするでしょう。
しかし、同じ条件の中、一人一人の価値観は違い、当然、さまざまな意見が出てくる。

そういう場合は多数の人間の利益が優先される事がほとんどであり、それに反対すればエゴに過ぎないと拒否され、却下され、孤立化する。
また、それにより多数の利益が損なわれたりすると、その責任を負わされたりもしますね…

響はそういう立場に置かれる可能性が高い性格をしていると思われますが、しかし、誰もが響のように振る舞いたいという理想は持っているはずです。

極限状態において人間性を失わずにいるというのは非常に困難であり、また勇気が必要。
ましてや、響達が置かれている状況に正解なんてありませんから、よほど強い心が必要でしょう。

役に立たないものは人間じゃないのか?

その宇和島の叫びにも胸を締め付けられましたね…
誰かの役に立つか立たないかだけで命の価値は決まらない!

今回は響と宇和島のやりとりが非常に心に残りましたね!

最後までお読み頂き、誠に有難うございました!

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