【呪怨考察】村上家の一家全滅について|村上家一家全滅
村上家一家全滅
元『佐伯邸』に引っ越してきたわけですから、当然村上家も呪いと怨みの渦に巻き込まれてしまうわけですが、その結果、前項に名前が上がった人間は『全滅』します。
それではそのプロセスを…
柑菜は家庭教師の由紀と一緒に勉強している。
猫は飼っていないのに猫の鳴き声が聞こえ、猫嫌いの由紀はそれに反応する。
イマイチ集中できない柑菜は由紀の恋愛事情などを聞き出そうとするが由紀はうまくはぐらかす。
柑菜は学校で兎の世話の当番だった事を思い出し、着替え始めるが、由美に『強志に田村瑞穂という美人の彼女ができた』と報告し、強志をからかいながら学校へダッシュする。
由紀は強志に詳細を聞こうとするが、強志は照れて自室に逃げる。
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由紀は唇を尖らせながら柑菜の部屋に戻り、柑菜の机に座るが嫌いなネコグッズが置かれている為、窓際で一服する事にする。
そしてポータブルCDプレーヤーで音楽を聞こうとするが、調子が悪く音が飛びまくり、挙句にあの『声』が…
由紀は怯えて強志に助けを求めようとするが家の中の様相が変わり、異界的な雰囲気になる。
また由紀は猫の鳴き声を聞いて押入れに身を隠そうとするが、天井裏には伽耶子が控えており、由紀は『持っていかれて』しまう。
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柑菜は学校にて兎の世話をしている途中に一緒に世話をしに来ていた女性徒と共に伽耶子に襲われ、女性徒は惨殺され、柑菜は下顎を引きちぎられる…
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強志は放課後に瑞穂と学校で待ち合わせをしていたが、校内で俊雄に『持って行かれた』模様。
瑞穂は校内で強志を探すが見つからず、村上家に電話して典子が電話に出るが家には帰っていないという。
下校時刻になり女性教諭から早く帰るようにいわれるが、強志を探しにきたというと職員室へ連行される。
女性教諭は校内放送してくれるが、瑞穂はその間に俊雄によって『持って行かれて』しまう…
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一方、典子は瑞穂からの電話の後に家に誰か帰ってきて強志かと思うが、柑菜の後ろ姿を見る。
柑菜はなぜか血を滴らせており、母親は柑菜に呼びかけるが振り向いた柑菜の顔には下顎がなく、母親は悲鳴を上げる…
作中で描かれているのはここまでですが、母親は死亡し、父親は精神病院に入院したまでは明らかになっています。
母親は娘の無残な姿を見たショックと霊障による『急性心不全』が死因でありそうですが、父親もおそらく入院先で霊障により『急性心不全』を起こしたんじゃないかと思われます。
伽耶子は絶対に許してくれませんからね…
しかし由紀ちゃんは許してあげて欲しかったですね…
あの家の住人でも無ければ、勉強を教えに来ていただけですからね。
これが伽耶子の理不尽無双の始まりでもあるのかも知れませんね。