仄見える少年1話ネタバレ感想｜操るは影の鬼！
操るは影の鬼！
つれさらわれた理久は今にも大口に飲み込まれようとしていた！
理久は危険を察知して皆を助けていたと思っていたが、逆に皆を危険に巻き込んでいた自分の能力に絶望し、迷惑な存在として自分を否定していた…
理久は絶望したまま霊怪の餌食になるのか？
しかし今度は伊織が体を張って理久を救う！
伊織は想いと力が一致しない気持ちはわかる、自分もそうだからと言いながら、何かの能力を発動させ、伊織の周りに現れた影が伊織の傷を塞いでいく！
伊織は普通の男の子として生活したかったが、持った力は霊媒師に向いていた。
霊媒師とは、自分に取り憑いた霊怪の力を借りて除霊を行いもので、伊織は影を操る力を持った…
つまり、伊織には…
もう見るからに『くそやベー』としか表現できないような霊怪が憑いている！
もしかしたら空き教室のお札はコイツを封じるもの？
ならば、空き教室にコイツが封印されてる可能性が…
ひ、ひぃ〜！！
紹介しよう！こいつの名は怪人ドゥービー…
じゃなく『隠形鬼』！
しかも、こいつは放っていたらろくな事にならず、早く仕事をさせて、早く封印しないといけないらしい！
伊織が制御できる時間が短いんでしょう。
しかし、姉は言う。
伊織は自分を化け物呼ばわりするが、この隠形鬼は今まで誰もが扱えなかった存在で、それを扱う伊織も充分に化け物だと…！
また、隠形鬼に影を踏まれると動きを止めるらしく大口は動けなくなるが、伊織は逃げないで欲しい…
もし逃げられたら獲物を失った隠形鬼が自分を殺してしまうのだと言う！
隠形鬼は背中から複数の腕を発現させると、それで大口を拘束し…
画像
まさに悪魔のような表情を浮かべてゲラゲラと不気味で下品な笑い声を響かせながら…
影の刃では頭から大口を一突きに！！
これは伊織が命じてやらせているようで、伊織の中にもこんな凶暴性があると言う事かも？
まあ、相互に影響を与える合うのかも知れませんが…
伊織は隠形鬼を召喚した扉へと隠形鬼を帰らせ、また扉を鍵でもって封印します。
あの鍵はこの為の鍵だったのですな…
しかし、隠形鬼に『持っていかれた』大口のその後を考えると…
いや、ダメよ、想像しちゃダメだわ！
この世には知らない方がいい事もあるのよ！
全ては終わったが、理久が持つ力というか体質がなくなったり変わったわけではない…
理久は自分の想いとは真逆の力を抱えて生きていかねばならない…
それに押しつぶされ、理久は立ち上がる気力も出ないが、伊織は想いと力が一致するとは限らない…
しかし、想いを否定する事 ない…
今、理久が欲しかった救いの言葉を見事に口にした伊織には人を救い、元気にさせる才能があるように感じますなあ。
しかし伊織は自分も必ず普通の男になると宣言し、終わったからもういいだろう、これで姉さんも文句ないだろうと理久を置いて歩き去ろうとするが、落としたスマホは忘れずにキッチリと回収（笑）
しかし、姉から着信が！
姉は伊織に理久を毎日守るように命じる。
理久のような体質の人間は稀にいて、それを保護するのも霊媒師の役割でオキテらしい。
伊織はまた全力で拒否し、自由を勝ち取ると宣言するが自由を勝ちとりたいなら姉自身を超えればいい、それなら姉のいう事をきく必要もなかろうと言う…
さて、この二人うまくやっていけるんでしょうか？
想いと能力が一致しないジレンマを抱える男子と女子の戦いが始まった！
最後までお読み頂き、誠に有難うございました！
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