半沢直樹2最終回10話のあらすじと感想|内容への感想
内容への期待
あらすじから察するに、最大の見せ場は中野渡頭取の記者会見のシーンになるんでしょうね…
箕部がその席にいるのかはわかりませんが、半沢が千倍返しをするのは、その記者会見の会場になるのでは?
おそらく今までで最大の修羅場になり、その光景はテレビ中継されたりするかも?
これは絶対に見逃せないシーンになるだろうと甲塚は楽しみでなりません!
また、箕部はいなくても白井大臣と乃原弁護士は出席している可能性は高いと思えます。
予告では白井が取り乱しているシーンがありましたが、初の女性総理大臣を目指していながら、箕部と乃原から激しく抑圧されていた白井が何らかの形で半沢に同調する可能性もあるんじゃないかと…
いや、色々妄想するだけでなんだか口から笑気が漏れ出してきます…(笑)
内容の感想
『正義』を世に示すためには、その対極にある『悪』を明らかにせねばならない!
しかし、本当の悪というものは『正義』の中に巧妙に身を潜めて正体を現さず、その化けの皮ん剥がす事は非常に難しい。
殊に、正義の名の下に権力を振りかざす悪というのは一番タチの悪い難敵です。
半沢は大和田から命すら奪われかけないと箕部について調べる事をやめるよう警告されたりしていましたが、それでも一歩も退かずに戦い続けた!
半沢の精神を支えたものは一体なんだったのかと考えてみるに、それはやはり『誇り』だったんじゃないかと思えます。
『誇り』を失った人間は己の目的を達成するのに簡単に手段を選ばなくなり、また他者の損益など意にも介さなくなる。
また、己のそういう身勝手な考えや振る舞い
を『強さ』であると錯覚する。
しかし『誇り』を失わぬ人間はたとえ遠回りになろうとも、利他の精神を失わずに他者との共存共栄を根底に目的を達成していくものである。
綺麗事だけでは人間は『生きて』はいけませんが、綺麗事なくして人間が人間として『活きて』いるとは言えないと思う。
ただ獣のように『生きる』のではなく人間として『活きる』道を道こそ生き甲斐のある人生だと思わせられましたね!
しかし、やはり頭取は半沢を鍛えようとして試練と学びを与えていたことが明らかになりほっとしました!
また、大和田も半沢は嫌いながら認めており、また銀行を愛する誇り高い超一流のバンカーだという事も明らかになった!
ラストシーンは笑いながら泣けました!
憎み合いながらも無二のライバルとして戦うことをやめない半沢と大和田!
こんな終わり方をするドラマは初めてなんじゃないでしょうか?
本当にしびれました!!
ありがとう、半沢、大和田!!