第9砂漠8話ネタバレ感想考察|冠を奪い合う三王家
冠を奪い合う三王家
原住民はウルメリアについて語り始めます。
『特級結晶ウル・メリア』は最高の家と表現されましたが、ウルメリアは年に一度自分に住まう王様を選ぶと言う。
より美しい結晶酸素をウルメリアに献上した者がウルメリアに住まう権利を獲得する
第3砂漠では毎年その権利を奪い合っているのだと言う。
マオとカナリアはその選ばれた王こそ干渉者であり、みことが仲間にしようとしている存在だと思いいたります。
原住民は説明を続け、権利を奪い合うのは第3砂漠の3つの王家だと言う…
一つ目は現在ウルメリアに住まう権利を有しているヴィルマフランス!
10年間権利を守り続ける強豪で、最近は妙な力をつけ、協定通り他の王家は傷つけず、その結晶倉庫を破壊すると言う方法で王座を守っていると言う。
その姿から、どうやら人外の能力の持ち主であるようですな…
サラマンダーっぽい?
二つ目は琳紅玉騎兵軍!
軍事力ではヴィルマフランスに引けを取らないようですが、何やらコイツも目の下に口があり、食人していると言う噂がある危険人物であるようですな。
そして三人目…はみことが説明しようとしゃしゃり出る!
それ以上喋らせると何か都合が悪いのか、焦って原住民を追っ払います。
やはり干渉者である王の協力が必要なようで、宝石品評会を手助けし、それで恩を売って協力を得ようとする魂胆であるようですが、みことは琳紅玉を推そうと提案してきます。
しかしマオとカナリアは食人する人間を仲間にするのはと否定的…
しかしマオはみこととはできるだけ友好的でありたいとも考え、宝石品評会で手助けするなら、そうしたいと思える王がいいなと感じます。
そこに二人の人物がやってくる…
ハマキをくわえたクマ様と言う男を見て焦るみこと…
更にクマ様はゴツい箱から何やらカッコいい義手を取り出す。
クマ様はココリという人物から隻腕の旅人に世話になったと聞いたと言って、その義手をマオに取り付ける!
この義手はどういう仕組みかマオの意思通りに動かせるようですが、この義手は琳紅玉に献上して借金返済に充てるべきものだと突っ込まれます。
しかしクマ様はそんな事など意にも介さず、それをマオにくれるようです!
なんと親切な人物なのか!
しかし、その行動に対してなぜかみことが激しい突っ込みを…!
クマ様の正体は三つ目の王家『遊軍ドラド』の傷の王ことマド・アルルカン!
みことは『ゲロクソお人好し』とか『最弱の王』とか言っていますが、なぜか褒め言葉にしか聞こえないような優しさを、クマ様から感じられます!
かくして、マオは力を貸したい王を得ることになったわけですが、冒頭でカナリアが嘆いていた状況はクマ様のせいであるような気がします…
さて、次回はどんな冒険譚を読ませてくれるのか、今からもう楽しみですな!
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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