第9砂漠7話ネタバレ感想考察|歌声は星空を招く
歌声は星空を招く
絶望に打ちひしがれ、飛んでくる瓦礫を避けようともしないカナリアの前にマオが現れる!
マオは瓦礫を叩き落しカナリアを救うが、カナリアは完全に自信を喪失し、弱音を吐きまくる…
しゃらくせぇ!と言わんばかりにカナリアの頬を引っ叩くマオ!
土壇場でウジウジして何が変わるというんだ!
なんとかしたいなら、座ってねえでなんかしろ!
マオはそんな心境だったんでしょう。
ちなみに、マオとカナリアのやりとりはマイクを通して全国民に筒抜け!(笑)
マオとカナリアはアマルハマルの中心部へと移動し、現在の歌姫であるカナリアは力の限り歌いはじめる!
カナリアは歌う!
国民みんなが自分と一緒に歌ってくれると願い、信じて歌う!
カナリアの歌により発生した赤方偏移の美しい輝きは国民の心を照らす光となるのか!?
しかし、世界は突然闇に包まれる!
カナリアはまたアマルハマルの中に転移させられたかと焦るが、マオはただの暗闇だと声をかける…
マオは突然訪れた暗闇について分析を開始…
カナリアは第二砂漠の夕焼けは蜃気楼のせいだと言っていたが、それは正しくはアマルハマルが生み出した巨大な赤方偏移光であり、カナリア達の歌が発生させるものと同じ…
『揺れのない空飛ぶ街』の術式…
それに付随する赤い光が数百年かけて今消え、暗闇が訪れた…
それは、アマルハマルが満たされた事を指す…
また暗闇なのは、今が真夜中だからであり、重力がなく済んだ空気で街明かりを必要としない事もあり…
マオ達は第二砂漠でしか見られない、流れ星の雨が降る美しい星空を眺める事になる…
アマルハマルの中心は、この星空を見る特等席だったのだ!
隠して第二砂漠は歌姫と国民により崩壊の危機から脱する事ができた…
カナリアの両親はいう…
人の心は心でしか動かせない…
カナリアの妹、シロを動かしたのも、マオの心だった…