ベルセルク369話ネタバレ!|喪失と別れ
喪失と別れ
ダナンは悲しげな表情を浮かべていますが、何やら身体から淡い光が発せられはじめます…
また、ダナンだけでなくイスマの身体からも光が…
ダナンは穏やかな表情で現世から去る時が来たのですと、そばにいる者達に言葉を発する…
皆、それが何を意味するかを理解し、受け止めているようですが…
ダナンは妖精郷が崩壊した事などより、皆と別れねばならない事が悲しく寂しいのでしょう…
しかし、この時はいつか訪れるという皆と共有覚悟があったからこそ、受け止められる…
しかし、イスマとイシドロには何が起こっているのかわからない…
イスマの身体は光の粒子に変化していくように消え始めます!
最後にイシドロ…と名を呼んで衣服だけを残して消えてしまうイスマ…
イシドロは今まで不思議で恐ろしい体験を多くしてきましたし、全て理解して受け止める事ができるでしょうが、これは、これだけは受け止めきれないでしょう…
おそらく、イシドロとイスマはお互いが初恋の相手と呼ぶに近い感情を抱いていたんじゃないかと思います。
これは非常に切ない、やりきれない…!
イスマの衣服を抱き、声も出せずに膝をつくイシドロの姿を切ない表情で見届けながら、ダナンの姿も光の粒子になり消滅する…
衣服は見当たらないですが、杖は残されていますね…
これは何かの伏線?
シールケが受け継いだりするのでしょうか?
また、島で暮らしてきた人間以外の種族も同じように光となって消えていきます…
パックやイバレラの同族であるピスキー達も消えていますが、それはパックとイバレラさえ消えてしまったという事なのか?
しかし、少なくともパックは長らく人間の世界を旅して、彼が見える人間も多かったわけですから、おそらくパックは大丈夫じゃないかと思うのですが、イバレラは美味か?
また、イスマが消えたように海にいた人魚達もみな消えてしまっているようです…
ダナンが言ったように現世から去って幽界の存在に帰っただけで生きている事に代わりはなく、フローラのように夢で会えたりするでしょうし、フローラはダイモンとの交信を学ぶはずですから、完ダナンやイスマとは完全なる別れにはならないと思うのですが…
しかし、心配ですし寂しい…
そしてガッツ…
ガッツは全く無傷で無事みたいですが、やはりまだ立ち上がる事はできていない…
その目に光はなく、猛々しいガッツとは別人な雰囲気もありますが、復活するにはかなりの時間がかかりそうな気がします。
髑髏の騎士も無事であるのなら、またガッツに道を示してくれるかも知れない…
ガッツとイシドロは同時に大切な存在を理不尽に失くした…というか奪われたわけですが、二人が理不尽に奪われて黙っているわけがないですよね!
少し休む時間は必要でしょうが、ガッツはこの絶望を何度も何度も乗り越えてきたのですから、再び立ち上がり、使徒達に対する復讐の旅に出発した時のように、自らの足で一歩を踏み出すでしょう!
負けたままなんて、とんでもないですからね!
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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