【ベルセルク第363話考察】桜の姫巫女の正体は?|鷹の巫女ソーニャ
鷹の巫女ソーニャ
『鷹の巫女』と呼ばれるソーニャは、グリフィスとこの世ならざる知識や感覚を共有する存在ですが、その能力はまさに『巫女』と呼ばれるに相応しいものでしょう。
彼女の能力は生まれつきのものらしく、子供の頃から変わり者だったようです。
しかし、ソーニャは光の鷹グリフィスと出会い、自分の能力はこの人の為にあったのだと感じたのか、ずっとグリフィスに付き従い、そばを離れない。
おそらくは、
『覇王ガイゼリックと桜の姫巫女』
の関係と、
『光の鷹グリフィスと鷹の巫女ソーニャ』
の関係は同じようなものであると感じられます。
過去記事にも書いていますが、甲塚はもしかしたらソーニャは本来はグリフィスの為の巫女ではなかったのではないかと考えています。
ゴッドハンドや使徒は『運命』に対し魔をもって対峙している存在で、『運命』を捻じ曲げているような存在だと思われます。
そう考えるとグリフィスはあの日あの時に全て潰えさり滅びる運命を魔をもって捻じ曲げた存在だと言える。
本来の運命の流れでは光の鷹は存在し得ないものだったとか?
しかし、法王庁の黙示録には闇の鷹の存在は記されています。
そちらがグリフィスの本性でもあるはずです。
しかし、おそらく黙示録はそこで終わりでなく、その続きは必ずあるはずです。
もしかしたら、『光の鷹』とはグリフィスの事ではなく、グリフィスが作り出した暗黒時代を吹き払う為に現れるのが真の光の鷹であり、グリフィスはそれを騙る存在であるのかも知れない…
キリスト教の黙示録でも、真のメシアが現れる前に偽のメシアが現れて暗黒の時代を作るといいますし…
闇の鷹が偽のメシアで光の鷹こそが真のメシア…
ソーニャはそんな『真の光の鷹』の巫女だったりするのかもしれないと甲塚は感じます。
桜の姫巫女は蝕により絶命したわけですが、それにより世界はどう変わったのか?
原始宗教や魔道にとって変わり、法王庁の教えが広まり人間はかつて信仰し、近しい存在だった神や精霊と断絶してしまっていますね…
法王庁の教えも、本来あるべきものを捻じ曲げたものであるとも言えるかも知れないですね…
それについては、また別記事にて妄想させて頂きます!
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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