ベルセルク読者には嫌われがちなソーニャについての考察|霊感
ソーニャの霊感
ソーニャは、難しい理論や教理を超えたレベルで本能的に世界の本質を捉えているように思います。
霊視によりどこまで視えるのかはわかりませんが、ソーニャにはグリフィスの正体まで見えているように思います。
それも踏まえ、人間離れした戦魔兵達を恐れず、簡単に受け入れ、親しく付き合えるのは、人間を魂のレベルで見ているからでしょう。
それは、ガニシュカが『終わりの魔獣』に変貌したあと、それが繰り出す小型の分身と戦う為に正体を現した使徒達を見て、それを率いるグリフィスに疑いを持った人間に対し言い放った
『鷹と共に戦うかでしょう!?だって鷹の団なんだから!』
という一連のセリフに現れているかと思われます。
ソーニャは、自分が今まで見てきた世界が、大幽界蕭を経て自分以外の他者が見てきた世界と重なる事に喜びと解放感を得たかも知れません。
それを行なったグリフィスは、やはり彼女にとって指標であり、かつてキャスカがそうであったように、彼女にとっての崇拝対象となったのでしょう。
また、人間は思うより自分に自信を持てないものであり、自分の信念が他者の存在によって正しい事が証明されたと感じると、その他者を自分の半身にも感じたりするものです。
そういう思いもあったかも知れませんね。
彼女は戦場において、その強力なテレパスによってグリフィスの意志を全軍に伝える役割を果たしているようですが、それだけが鷹の巫女の役割だとは思えません。
鷹の巫女の真の役割とは何なのでしょうか?
ソーニャの今後
鷹の巫女の役割は、神の代行者、救世主である『光の鷹』の意志を人間に伝えるというものだと思われますが、それは果たされていると思います。
しかし、それだけであるはずはないと思われます。
ソーニャは、使徒に転生する可能性があると思います。
私の単なる妄想ですが、ガッツが持ち歩いているベヘリットが、彼女のものであるような気がしてならないのです。
しかも、かなり強力な特別な使徒に転生するかも知れない…
もしくは、覇王ガイゼリックに対する賢者のように、グリフィスの支配を終わらせる役割があるとか…
なんにせよ、彼女はかなり重要な人物であると思います。
絶対に何か大きな事をやらかすと思いますね…
この記事でのご紹介は以上となります。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!
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