東京喰種re13巻の感想と考察【ネタバレ】|最後は金木がバラバラに!
東京喰種re13巻の感想と考察【ネタバレ】についてこの記事をご覧いただきありがとうござます。
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この記事では東京喰種re13巻の感想に考察を(ネタバレも含まれるのでまだお読みで無い方は読んでから記事をお読みください)
- 東京喰種re13巻の感想と考察【ネタバレ】|ピエロのボスが判明!
- 東京喰種re13巻の感想と考察【ネタバレ】|スケアクロウ=ヒデ!
- 東京喰種re13巻の感想と考察【ネタバレ】|カネキ=ナァガラジ
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
東京喰種re13巻の感想と考察【ネタバレ】|ピエロのボスが判明!
『東京喰種re13巻を読んでの考察と感想~ナァガラジでBADエンドか?~』
今夏に実写映画化された『東京喰種』の続編『東京喰種re』の第13巻が発売されましたね!
かなり読み応えのある巻になってました!
今回はその13巻を読んでの考察と感想を書かせて頂きます。
ネタバレありです。
ピエロのボスが判明!
意外…とは言い難いかも知れませんが、あの『あんていく』でバイトもしていた『帆糸ロマ』、彼女がモノローグで自身が『ピエロ』の創設者であると言及していました。
実年齢は何と51歳!
しかも、SSSレートの赫者であり、通り名が『うろんの母』。
その姿は赫者の中でもかなり異質でした。
また、先代の『隻眼の王』との戦闘経験があるようなことも言っていましたね。
赫者に近い力を覚醒させた瓜江に撃退されましたが、結局彼女が何をしたかったのか…
旧多とつるんでいる以上、『滅び』こそが目的であるように感じられますが、おそらく、それは世界を捉える『鳥籠』の破壊を意味するものかと思われます。
『ピエロ』のメンバーは登場の度に意味深な言葉を残していきますが、彼らは世界の真実についてかなり深いところまで知っているんでしょうね…
もしかしたら、彼らはすでに『鳥籠』の外にいる存在の集団なのかも知れません。
東京喰種re13巻の感想と考察【ネタバレ】|スケアクロウ=ヒデ!
スケアクロウ=ヒデ!
スケアクロウなる人物の正体も判明しました。
死んだはずのカネキの親友『永近英良』がその正体でした!
スケアクロウとは『案山子』の事。
その姿はまさに『案山子』そのものであるように見えました。
ヒデに関しては色々な噂や考察が飛びかっていましたが、私はヒデという男は陰謀を巡らす人物ではなく、ただ純粋に『親友』を守りたいという思いにつき動かされているように思えます。
しかし、彼の素性もよくわかっておらず、彼もすでに『鳥籠』の外の存在であるように思えます。
おそらくですが、『鳥籠』は人間にとっても喰種にとっても不幸や悲劇をもたらしている破壊すべきものであり、これを破壊する事によって、世界はあるべき姿を取り戻すのかも知れません。
その破壊をもたらすものが、あの『ナァガラジ』なのかも知れませんね。
東京喰種re13巻の感想と考察【ネタバレ】|カネキ=ナァガラジ
カネキ=ナァガラジ
カネキはまた人生の選択に失敗し、鈴屋と阿原の師弟コンビに敗れ、戦闘不能状態になってしまいました。
しかし、彼の中にいる複数の異なる自分による会議を経て、妻となったトーカと、その身に宿る我が子を守る為に戦闘不能状態からオッガイ達を食料として、おそるべき変体を遂げます。
おそらくは変体したカネキに食われただろう旧多が言い残した
『かわいいかわいい僕の竜』
というセリフから、カネキが変体したモノこそが『ナァガラジ』に他ならないと思います。
『ナァガラジ』
12巻の感想で書かせて頂きましたが、『ナァガラジ』とはサンスクリット語の『ナーガラージャ』つまり『竜王』の事であると思われます。
アヤトが地下世界で見た地下都市を滅ぼしたであろう巨大な竜の死骸のような物体を地下の喰種達が『ナァガラジ』と読んでいた、アレですね。
もしかしたら、この『ナァガラジ』が喰種の始まりにして終末の獣なのかも知れません。
喰種に宗教とか信仰心があるのかはわかりませんが、『ナァガラジ』は彼らにとって破壊と創造をもたらす神なのではないでしょうか?
地下世界と『ナァガラジ』
アヤトが探索中の地下世界。
そして『ナァガラジ』の存在。
地下世界の喰種は、そのほとんどがこのナァガラジの食料となったのではないでしょうか?
しかし、カネキが変体したものがナァガラジであるなら、今地下世界で静止しているナァガラジも喰種が変体したものと取れます。
何故、共食いをするのか?
暴れまわるなら捕食対象である人間世界で暴れまわる方がよいと思われます。
しかし、何故地下世界で?
旧多は『竜』が和修家のルーツであると言っていますが、『竜』と言われれば『ナァガラジ』と結びついてしまいます。
インド神話では、ナーガラージャは地下世界の王として存在しているようですが、和修家はやはり地下世界に君臨していたナァガラジとなった王の末裔なのかも知れません。
喰種は、少数であるだけに大多数である人間から見れば駆除対象になっています。
喰種が生き残りたいと願い、行動するのは生物として自然ですが、何故ナァガラジのようなものが喰種から生まれるのか?
その謎の答えは、おそらくアヤトが持って帰ってくる事でしょう。
カネキ=ナァガラジの運命
ナァガラジとなったカネキはトーカを守るというただ一つの願いをもとに行動していると思います。
トーカを守る為には力が必要。
その為に喰種の共食いを続ける。
更に巨大化し続けるカネキはついに地上世界にその巨体を現していました。
カネキはもうもとには戻れないのか?
カネキは最後には常に『ひとり』を選択します。
自分『ひとり』の能力や、『ひとり』を犠牲にする事で物事を解決しようとする癖があります。
しかし、カネキはそれが常に望まない結果につながる選択である事に、ようやく気がつきました。
人間は、『ひとり』では大した事は出来ません。
自己犠牲は高潔な美徳のように見えますが、今の東京喰種の世界にある問題は、ひとりの人間が犠牲になって解決できるような小さな問題ではないのです。
全ての罪を背負って犠牲となった存在があったとて、その後も罪は無くならないのです。
物語のテーマは、更に深く、広く、巨大化していくでしょうね。
カネキを救うのは妻トーカや義弟のアヤト、そしてヒデでしょう。
その先に、『鳥籠』が破壊され、カネキが目指す喰種と人間が共存できる世界がある事を願って止みません。
第13巻、非常に読み応えがありました。
第14巻発売は来年の1月19日。
すでに首が伸び始めています(笑)
この記事でのご紹介は以上となります。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!
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