終末のワルキューレ68話ネタバレ!|デストルドー
デストルドー
リリスはルシファーの幼馴染であり、ルシファーを殺したというサタンと呪いの正体を突き止めるためにやってきたという!
彼女もサタンに復讐しようと決意しており、ベルゼブブがサタンに呪われているなら自分がベルゼブブを見守り、また、ベルゼブブがサタンを調べているなら自分も一緒に真実を突き止めるという。
ベルゼブブがどれだけ拒絶しても無駄、地獄の底まで離れないと言い放つ!
ベルゼブブは勝手な事をいうなと拒絶しようとしますが、リリスは『お願いだから』なんて甘い事は言わない、これは自分からベルゼブブにたいする命令だと断言する!
ベルゼブブは何も言い返せず、ルシファーと似ていると言いながら、リリスを復讐のパートナーとして受け入れる…
確かに、ルシファーに似た強引なタイプですが、二人の動機と目的は全く同じなわけですから、協力しない手はないですよね!
ベルゼブブとリリスは寝食を惜しむように調査を続け、時には冥界の危険な土地に赴いてサタンの手がかりを求めた…
サタンとは、誰もが忌み嫌うものであり、誰もが知るものであり、誰もが見たことがらないもの…
手がかりのない手探りの調査の日々でしたが、ベルゼブブとリリスは次第に絆を深め、ベルゼブブはまた孤独ではなくなったようですが…
そんなある夜、一人で文献と格闘していたベルゼブブは背後に圧倒的に禍々しい気配を感じた!
その気配のある時こそが探し求めていたサタン!!
ベルゼブブは夢現か幻か、サタンが作り出した世界の中に引き込まれて、サタンはルシファー、アザゼル、サマエルを握り潰そうとしている…
やめろと叫ぶベルゼブブですが、サタンは愛は憎悪を表裏一体…オマエが愛するものは須く滅びるとルシファー達を握り潰し、その鮮血をすすって見せる…!
それはやはり夢だったようで、悪夢から目覚めたベルゼブブは呼吸も荒く大汗をかいていますが、そこにリリスがやってきて、またサタンの夢を見たのかとベルゼブブを抱きしめて慰めてくれます…
二人はもう、そういう仲になっているようですが、これもルシファーが繋いでくれた縁であり、ベルゼブブはルシファーは何故、自分なんかと友達になってくれたんだろうと呟く…
リリスはルシファーは明るく誰にでも温かく接する男だったが、寂しがり屋であり、寂しがり屋だからこそ、寂しい奴を放っておけない…
ベルゼブブを一人にしておきたくない、ルシファーがベルゼブブと友達になったのは、ただそれだけだったはずだという…
ベルゼブブはどこまでお人好しなんだと言いながら、自分が仇を取るというが、リリスは一人ではなく二人で取るんだと言い直す。
ベルゼブブはリリスの事は必ず守り抜くと、リリスまたルシファー達にも誓うのでした…
しかし、真実な残酷だった…!
いや、あまりにも残酷すぎる!
ベルゼブブとリリスは全く予期しない形でサタンの正体に辿り着いてしまった…!
誰かへの愛が極限まで高まった瞬間、ベルゼブブはそれを壊してしまう…
ベルゼブブにかけられたサタンの呪いの正体とは、ベルゼブブの深層意識の更に深部にあったと思われる悪魔的生命の破壊衝動、いわゆるデストルドーだった!!
ルシファーも最後にそれを見て、ベルゼブブのデストルドーを受け入れたような雰囲気ですが、おそらく本人にはどうしようもない、制御できない悪癖なんでしょう…
デストルドーとは一般的には自己破壊衝動の事をいうように思いますが、愛おしいもの、かけがえないのないものは自分の一部、いや自分の多くを占める存在であり、ベルゼブブはデストルドーを抑えきれないという、正に呪われた悪癖を持って生まれてしまった事になりますね…
また、この『呪い』からどうやったら解放されるのか…
一人になったベルゼブブはリリスに生きろと言われたから自殺する事も許されず、ひたすら誰かに殺してもらえる日を待ち望んでいる…
できるだけ残虐に、できるだけ醜悪に…
あまりに悲しすぎる悪癖を持って生まれたベルゼブブに救いをもたらすのは、ニコラ・テスラになるのか?
第8回戦はどうなるのか全く予想がつかない!
今回は二本立てで第68話の感想もすぐ書かせて頂きます!
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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