終末のワルキューレ第7巻感想と考察|ヘラクレスの猛攻とジャックの神器の真価
ヘラクレスの猛攻とジャックの神器の真価
ヘラクレスは武器を捨て、ステゴロにてジャックに猛攻!
ジャックは防戦一方に!
町にある看板などを神器に変えて防御しますが、ヘラクレスの猛攻の前には全てが無駄無駄無駄ァ!
某ゴム人間のように拳を巨大化させたりも!
いつのまにかヘラヘラの実なんか食べちゃったりしたのか!?(笑)
なんとかかわしていたジャックですが、ついに鉄柵に突き刺さり大ダメージを受けます!
しかし、ジャック、ついに神器の真価を発揮します!
なんとか鉄柵から抜け出ると、マントを神器に変えてビルに切れ目を入れる!
当然、ビルは倒壊をはじめます!
自分はヘラクレスを踏み台にして倒壊するビルの内部に入ってしまい、倒壊するビルはヘラクレスを飲み込みます!
もはや業でも何でもないんですが、神器の性能を最大限に発揮した事になる!
あの状況から逆転するとは、やはり恐ろしく切れる男ですな!
しかし、まだ勝利を確信とまでは感じていない様子…
そうです!
不屈の闘神があのくらいで潰れるわけなどない!
まるで墓から蘇るゾンビのように…
不屈の闘神、大復活!
ヘラクレスの力の源は深い愛情!
その愛情の美しい色は母親と同じだと言いながらも、ジャックはそれを自分の好みの色に染めてみたいとのたまう!
コイツ、本っ当に変態野郎ですな!(笑)
ジャックの執念と決着!
未だ戦闘意欲が衰えぬ二人!
ジャックはヘラクレスの意思に己の応えを見せるかのように接近戦に応じるようになります!
ヘラクレスが片腕という事もあり、五分の肉弾戦が続きますが、やはりこの戦闘スタイルはヘラクレスに分がある!
ジャックはダメージを受けながらも、何かを狙っている!
ジャック、ついに一瞬のスキをつき、隠し持っていた鉄柵の一本をヘラクレスの顔面に突き立てるが、浅い!
ヘラクレスは顔面が傷つくのもお構いなく…
そのまま殴り抜けるぅ!!
ジャックはこれにより、一瞬完全にダウンしてしまいますが…
まだ立つ!
立ち上がってくるぅっ!
しかし、立ち上がったジャックにはほとんど意識がない…
この執念は彼のどんな感情から生まれてきているものなのでしょうか!?
最早、最後の時…
戦う両者と観衆はそれを確信していました。
しかし、ここでヘラクレスはなぜかジャックを全力で殴らずに当身のみでぐらつかせます。
慈悲であるのか?
それとも、よくやったと労う意味だったのか?
しかし、次の一撃でヘラクレスはジャックにとどめをさそうとします!
ジャックを苦しみから解き放つ手段はやはりこれしかないのでしょう。
ヘラクレスはジャックに手刀を振り下ろそうとしますが…
ジャックは死んではいなかった!
両の足を踏ん張り、最終最後の一撃を繰り出す態勢に入り…
不屈の闘神の玉体を完全に貫く!
ジャックは手袋を染めた自らの鮮血そのものを神器に錬成して、鋭い手刀を生み出していた!
このアイデアには誰もが気づく事ができず、やはり受けたヘラクレスのみがそれに気づいていました。
ヘラクレスは、
『オレの色は変わったか?』
とジャックに尋ねますが、
不屈の闘神は最後まで不屈!
色を変えらなかったジャックは素直にその意味での敗北を認めますが…
ヘラクレスは人類を愛し、救いたかったわけですが、その意味でヘラクレスは自らの意思を完遂せしめたと言えるかも…
ジャックという人間の魂を救い、自分が戦いに負けた事で人類存続の可能性をつなげたわけですから…
ヘラクレスはブリュンヒルデに人類を救ってくれと言い残してニブルヘルします…
この世から不屈の闘神ヘラクレスは消滅してしまいましたが、ジャックと人類の記憶の中には彼の存在は永遠に残されるでしょう…
こうして決着はついた…
自分の色は見えないジャックはそれが気になるようですが…
ジャックはずっと欲しかったもの、つまり他者からの無償の愛情を得た事に変わりはないでしょう…
それで彼は満足できるはずだと甲塚は思います…
続く第五戦は、
天下無双最強の力士、雷電為右衛門VS身毒最恐の破壊神、シヴァ
になるようです!
もう早く読みたい!
甲塚、シヴァのファンなんですよね!
ゼウスに順番変えられてストレス溜まっているでしょうから、キレた闘いを見せてくれそうです!
楽しみ過ぎです!
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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