終末のワルキューレ第7巻感想と考察|地獄の番犬
地獄の番犬
手袋で触れるあらゆるものを神器に変える能力を公開し、イキリまくるジャック!
ロンドンシティ全体を凶器とする事ができるのですから、イキって当然だとは思いますが、ヘラクレスは未だ動ぜず!
しかし、ヘラクレスを心配するアレスはかなり狼狽してしまいます。
その情けないアレスをブン殴るゼウス親父殿!
オメーよ!
友達がよ、ちょっと大ピンチになったからってよ!
外野が先に諦めてDoすんのよ!
信じてやれや!
そんな気合いの鉄拳でした!
親父殿の鉄拳により目覚めたアレスは『神友』ヘラクレスの勝利を信じ、確信します!
ヘラクレスはジャックは絶望に負け、快楽に身を委ねてしまった愚か者だと看破し、それはジャックのみならず人のサガであるとしながらも、人間として生まれ神となった半神半人である自分は…
ヘラクレスの中では、美しく清らかな部分と、醜く嫌らしい部分全てひっくるめて大切にする事が愛するという事なんでしょう。
これにはさすがのジャックも胸打たれるものがあったようで…
最も美しいと感じていた、在りし日の母親と同じ色をヘラクレスに見ます!
そして、ジャックを苦しみから救うために、最大奥義を披露する事に!
第十二の御業、冥界より出し厄災を発動!
みるも禍々しく、恐ろしく強そうな姿に変身!
今までの御業とは威力も代償も段違いであるようです!
ヘラクレスはジャックを救う為に己の存在そのものを賭けたという事?