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ヒルデの目的と釈迦の「放っておけない』の意味|終末のワルキューレ45話以降考察

終末のワルキューレ
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ヒルデの目的と釈迦の「放っておけない』の意味|釈迦とヒルデは同じ?

 

釈迦とヒルデは同じ?

釈迦は今回、神側から『元人間のくせに』なんて言われていましたが、まさにその通りです。

過去記事にも色々書いていますが、釈迦は元々人間であり、悟りを開いて仏となった人間です。

しかし、『終末のワルキューレ』の世界では天界に住まい、神の一柱として列せられているようですが…

釈迦が悟りの道に入ったのは人類を根源的な生老病死の苦しみから救う為でした。
また、神々はそれを救う存在でもない。

釈迦は前回、

『神が救わぬなら、オレが救う…邪魔する神なら、オレが殺す』

と言っていましたが、ヒルデがいう釈迦が神を嫌う理由はそこにあると言えるかと思います。

人間が神を信じ祈ろうとも、神が祈りに答えて人間を救ってくれるものではない…

釈迦にとって、神々とは人間を支配しているだけの存在であり、救済どころか滅ぼす事をのみ考えているように見える。

釈迦はおそらく、神と人間は決別すべきであると考えているのではないか?

また、それはヒルデとて同様なのではないか?

ヒルデの言動は明らかに神々に対して否定的です。

また、ヒルデはどんな手段を使ってもラグナロクに勝利し、人類を尊させようとしている…

ラグナロクに勝利するという事は、人類が神を超えるという事になる。

ヒルデはその勝利をもって神々と人類を決別させようとしているのではないか?

それにより、人類は真の自由を手にできるという事になるのではないか?

そこまでは釈迦とヒルデは目的を同じくしていると思えますが、釈迦はヒルデに対してまだ更に別の目的があると考えているようです。

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