終末のワルキューレ39話ネタバレ!絶壊の一撃、八咫烏爆ぜる!|太郎吉から雷電へ!
太郎吉から雷電へ!
降り積もる火山灰で作物は全滅し、また育たない…
更に疫病が流行し、人間が次々と死んでいく…
全ての被害は連鎖し、信濃全域が飢饉に陥ってしまった!
それは数年に渡り続き、『天明の大飢饉』として今も歴史に刻まれている…
その惨状の只中にあった太郎吉は弱いもののために自分ができる事を考え、それに思い至る!
太郎吉は優しい両親と別れ故郷を飛び出して江戸へとひた走った!
17歳の太郎吉少年が選んだ道は…
その力を活かして相撲取りになり、故郷の為に大金を稼ぐ事だった!
太郎吉が門を叩いたのは浦風親方の部屋だった!
親方が白い握り飯を頬張る姿を見て、太郎吉はその米を故郷に送ってやりたいと切に願う。
親方は太郎吉に力試しにと兄弟子に全力でぶつかれと命じるが、太郎吉は兄弟子さんを壊してしまいそうな気がしてできないという。
当然、親方や兄弟子達は呆気にとられたり怒ったりするが…
しかし、のちに第4代横綱となる大関・谷風梶之助だけは爆笑して、オレとやろうという。
しかし太郎吉はそれでも遠慮する。
兄弟子は大関が胸貸してくれると言ってるのに、侮辱で返すのかと激怒するが谷風関はここでオレを倒せなきゃ故郷に帰ってもらうと言い出し、太郎吉は腹をくくって谷風関と立ち合う事に…!
太郎吉は後悔しても知らんと言いながら谷風関に思い切りぶつかるが…
太郎吉のぶつかりは簡単に止められ、更に一瞬でマワシを取られて気がつけば宙に浮いていた…!
谷風関は『もう終いか?なら故郷に帰れ』と言うが、太郎吉は故郷のみんなの為に帰るわけにはいかないと再度挑みかかる!
しかし、谷風関には全く歯が立たない!
谷風関は動けなくなった太郎吉に『これが相撲だ…強えだろ?』と笑顔を向ける。
太郎吉は今、本物の相撲を知り、その面白さの虜になってしまった!
谷風関は親方に太郎吉の面倒を見たいと申し出るが、親方は弟子はとないつもりだったんじゃないかと尋ねる…
谷風関は太郎吉の才能をその身体で体感し、たった今気が変わったのだと答える!
以後、太郎吉は谷風関の元で体を鍛え、技を磨き、力士としての心構えを学んだ…
太郎吉にとって相撲こそが、生まれて初めて全力でぶつかれる存在だったのだ!
しかし谷風関めちゃくちゃカッコいいですな!
師匠としてもとても優れた人だったのでしょうな!
太郎吉は松江藩預・雷電為右衛門として迎えた初土俵で見るものを魅了するド派手な初勝利をあげて一気に人気力士となる!
連戦連勝!!
『でぇだらぼっち』は母親の願い通りの優しい力持ちに成長した!
雷電為右衛門は故郷を、いや日本を照らす雷光となった!