終末のワルキューレ88話感想考察|鬼斬天叢雲
鬼斬天叢雲
鬼子・沖田総司が極限の高揚状態に達した時に発現する紅き眼…
その紅く燃える瞳は急激な生命燃焼の証であるようです!
その心臓が通常の3倍の血液を送り出す事により全身の筋肉細胞が覚醒し、超人的な身体的能力を発揮する事を実現する!
通常の3倍で赤いというのはあの人を思い出しますし、血流の加速により身体能力アップするのはあの人を連想させますが、いわば沖田は鬼子状態というような強化形態を発動中というところなんでしょう…
スサノヲはその沖田総司の一振りを後方に飛んで回避しますが、沖田はすでにスサノヲの懐に飛び込んでおり、そこからついに必殺技を繰り出す!
天然理心流奥義・三段突き!!
絶対必中というタイミングで繰り出されたそれを、スサノヲはギリギリ愛刀で防ぎ、沖田はそれに驚きを隠せない!
新撰組も沖田の三段突きを初見で防ぎきるとは…と驚いていますが1番驚いているのはスサノヲ自身…
話に聞いた神速の三段突きの速さと威力には舌を巻くしかないという感じですが、愛刀はかなりのダメージを受けたようです。
アレスは攻撃を止めはしたが刀から嫌な音がしたと焦っていますがヘルメスは確かに壊れたが、それは鞘だけであり刀身は無事だという…
ついにスサノヲの神器、天界最高の神気の一つ、天叢雲剣の刀身が露になり、神々はなんと美しい剣だと見惚れています。
しかし、その刀身を見た人類側の日本人達は日本の歴史に伝えられているものと全然違うと戸惑っています。
直剣であるはずの天叢雲剣が何故か日本刀の形状になっている…
その理由は、神々と人類の合作によって鍛え直し生まれ変わった別物だからという事であるようですよ!
人類の刀匠、童子切安綱の伯耆安綱、三日月宗近の三条宗近、鬼丸国綱の粟田口国綱…
鍛冶の神である金屋子神々とヘパイストス…
彼らが天叢雲剣を溶かし、再び打ち直したものが、今スサノヲの愛刀となっているようです!
スサノヲは折角の晴れ姿だけにもう少し色気のあるお披露目をしたかったが…と溜息をつきますが沖田総司もその刀に見惚れ、その刀とてもいい刀ですねと褒めてしまいます。
沖田の殺意を上回るくらいに美しい刀なんでしょうね!
スサノヲはいいだろういいだろうとはしゃぎ、これぞ古今東西天上天下で最上の大業物…鬼斬天叢雲だと、その名を明かします!
まさに、鬼子を斬るのに相応しい刀だと、スサノヲはようやく本気になったような引き締まった表情に変化しています!
沖田もそれを感じ、さらに高揚しているようですが、剣術の生みの親スサノヲの剣とは…?