進撃の巨人の巨人の正体に迫る|『大地の悪魔』とは?
『大地の悪魔』とは?
『ユミル・フリッツ』が契約し、巨人の力を与えた『大地の悪魔』。
『ユミル・フリッツ』はその巨人の力により強大な王国を築いたが、最高権力が契約する相手なら悪魔より『神』がふさわしかろうと思われる。
わざわざ『悪魔』という言葉を用いているという事は、『ユミル・フリッツ』自体が『大地の悪魔』を『悪』と認識していたと考えてもよいのではないだろうか?
何らかの目的の為に力を欲していた『ユミル・フリッツ』が召喚したのか、はたまた自らやっきたのかはわからないが、『大地の悪魔』は『ユミル・フリッツ』を誘惑し、契約に至らせた
のかも知れない。
しかし、『契約』とあるなら、『ユミル・フリッツ』は何らかの対価を支払った事になるだろう。
その『対価』とは一体何だったのか?
巨人化能力者は『ユミルの呪い』により能力を継承してから13年ほどしか生きられないようだ。
しかし、それが『対価』であるとは考えにくい。
巨人化という超越的な力と対等、いや、相手が悪魔であるなら対等以上のものを『対価』として要求されたはずだ。
それはおそらく、全人類にとって多大なる不利益として認識されるようなレベルのものであると推測する。
それは、『進撃の巨人』の世界にかけているものを考えれば答えに行き着く事ができるのではないだろうか?
まとめ
正直、この作品は謎が多すぎて全く答えに行き着かない(笑)
しかし、巨人化できる人種が全世界の他の人種から恐れられ、絶滅を望まれている、それゆえ、巨人できる人種は生き延びる為に戦う、という同じ人間同士が相争うという、『戦』という愚かな行為から逃れられないという負の連鎖は、巨人の力を手に入れた対価に見合うものかも知れない。
エレンの名ゼリフ、
『戦わなければ勝てない』
は、この物語の中を一言で現したものかも知れない。
一人の人間が人生を全うする事は、それ自体『戦』であると言えるのだろうが、戦って勝つ事で全ての物事が解決するわけでもない。
物語の中でいつかは『ユミル・フリッツ』と『大地の悪魔』の契約内容が明かされる時が来るだろうが、それを知った現代を生きる人類がそれにどう向き合うのかも、非常に興味がそそられます。
この記事でのご紹介は以上になります。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!
【その他の進撃の巨人関連記事】