カン十郎は死亡したのか?|何故、走ったのか?
何故、走ったのか?
甲塚が一つ気になっているのは、おでん様が釜茹でを耐え切った後に全員射殺されそうになった際、おでん様は全員を逃してくれたわけですが、何故カン十郎は泣きながらみんなと一緒に走ったのか?
また、未来に飛んだのか?
全てを見届けオロチに情報を流す目的で芝居を続けていたと考えられますが、そもそもあれだけの実力が有れば追手達と一緒になって赤鞘を壊滅させられる可能性もあったと思えます。
これについては、役目やしばらくなど忘れて、気がついたらみんなと一緒に走っていた…それが本心だったと思いたい!
また、20年後に飛んだとしても、その時代にオロチが生きていると言う保証もないわけです。
それでも尚、カン十郎は錦えもん達と未来に飛びました。
そこで甲塚が重なるなあと思うのが、時間の旅を続けてきたトキ様です。
トキ様は800年前から未来へ飛び続けてきたわけですが、それはその間に『何か』を『誰かがやってくれている』と期待してからであったようです。
もしかしたら、カン十郎は飛んだ20年の月日の間に誰かがカイドウとオロチを倒してくれている事を期待していたのでは?
そんな気持ちもあったんじゃないかと思いたいです。