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ONEPIECESTAMPEDEダグラスバレットとロジャー|父のような存在

ワンピース考察
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ONEPIECESTAMPEDEダグラスバレットとロジャー|俺一人だけが勝つ為の強さ

 

俺一人だけが勝つ為の強さ

バレットは究極的な個人主義、利己主義な人間だったようです。
 
『この強さは、俺一人だけが勝つ為にある』
 
バレットはそう言い放っていますが、甲塚的にバッサリ一言で斬るとしますと、
 
『中身がない!』
 
と言いたい(笑)
 
自信たっぷりにこんな事を言われても、
 
『あ、ああ、そうなんですか…』
 
としか言えないですよね?
 
子供が言うならわかります。
 
しかし、40いや50にもなろうかと言う大人の男がこれを口にしても、同世代の男として、ただ薄寒いだけで突っ込む気にもなれない。
 
仮に全ての敵を倒し、最強になったとして、その後の人生に対するビジョンをバレットは持っていたのか?
 
仮に最強になれたらそれでいい、人生満足、人生完結!ならよいのですが、バレットは最強の海賊王を目指していたはず…
 
人々はロジャーが強いから海賊王と呼んだわけでなく、グランドラインを完全制覇した偉業を讃えて海賊王だと呼んだわけですよね…
 
ロジャーは自分一人ではできない事を、志を同じくする多くの協力者を作り、支えられながら引っ張って偉業を達成したわけです。
 
最強という存在になるのも偉業だとは言えますが、バレットが描く海賊王像は、所詮は裸の王様にしかなれず、偉人にはなり得ないものだと言えます。
 
個人主義、利己主義は、所詮どこまで行っても独りであり、他者と何かを分かち合う心がなければ永久に満たされる事はなく、決して得られない満足を渇望しながら消えゆく定めにあると言えるでしょうな…
 
バレットは本当に欲しいものを失う恐さ、裏切られる恐さから、『最強』という決して満足できない中身のない夢に逃げる事しか出来なかったのでしょう。
 
もしバレットが生きてまた社会復帰したなら、ロジャーのお墓は無いのかも知れませんが、彼が処刑されたローグタウンの処刑台をそれとしてお墓参りすべきでしょう。
 
そこなら、自分が本当に欲しかったものや、自分がどう生きていくべきかに気付けたりするかも知れない…
 
この記事でのご紹介は以上になります。
 
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!

 

 

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