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ベガパンクのメッセージは人の心に革命を起こす?|ワンピース1114話以降考察

ワンピース考察
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ベガパンクのメッセージは人の心に革命を起こす?|世界最初の海賊

 

世界最初の海賊

ベガパンクはジョイボーイについて世界で初めて海賊と呼ばれた男だと語るようです。

ONE PIECE世界では、海賊達は悪党であると共に自由の象徴でもあると思いますが…

おそらく空白の100年の時代には、今よりも強固な身分制度があったのではないかと思われます…

王と王族は今の天竜人のように別格であり、それ以外の人間は王族の権力の前には、ただひれ伏すしか無かったのではないかと思います。

しかし、おそらく大半の王族は血筋がその権力の根拠になっていて、王族以外の人間はその血筋には逆らえない…逆らっても無駄だというような風潮がどの国にもあったのではないかと思います。

権力者に支配される事は当たり前…それが自然であり当然という中、その常識を破ったのが世界初の海賊ジョイボーイだったのでは?

海賊はどこの国にも属さない自由な存在…

それは周り全てを味方にも敵にもできる立場かと思いますし、気にいらないやつを倒したり救いたい人間を救える…

誰に憚る事なく、それを自由にできるんですよね!

おそらく、それまでそういう人間はおらず、あるのはエルバフに伝わるという太陽の神ニカの伝説のみ…というところだったのではないかと思います。

ニカは神ですから、当然どの国にも属さない存在だったかと思いますが、神だからこそ、そういう事ができるのであり、人間には不可能だというような諦めに似たような憧れを誰もが抱いていたが、ジョイボーイはそれを実践し、おそらく苛烈な支配者に支配され虐げられている人々を救ったのではないかと思いますが、そのジョイボーイの活躍が人々の心から『諦め』を吹き飛ばしてしまったりしたのではないでしょうか?

過去にも書かせて頂きましたが、ルフィは兎丼の囚人採掘場で囚人奴隷から『自由』になったルフィは『おれはずっと自由だ』と発言した事は、まさにジョイボーイと巨大な王国が持っていたという思想を短く表現したものではないかと思え、ジョイボーイまたニカは、単純に人々を解放したのではなく、その心、魂とも呼べるようなものまで解放したのではないかと思うんですよね…

どんな立場にあろうとも、人間に人間の心は支配できない…

一生誰かに支配され続けるという立場にあるとしても、心までは支配されないというような精神性を持つ事は、まさに精神的な『革命』であり、王族からしたら単純な反乱よりも恐ろしい事だったのではないかとも思います…

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