イム様と五老星は悪なのか?|人が賢くなると支配者は困る?
人が賢くなると支配者は困る?
ONE PIECE世界は科学が発展度合いと文化レベルがマッチしていないような感じがしますよね…
未だに社会制度が未だに封建制度または立憲君主制度という感じで、王様が民衆を支配するような国が大多数を占めていますが、そこは現実世界と違うところですよね…
過去に天竜人達が世界政府を作ったのは彼らが全世界を支配しやすくする為のシステムなんじゃないかと書かせて頂きましたが、その全世界の国々が王様に支配されていたとしたら、更に支配しやすいですよね…
ONE PIECE世界の科学の発展度合いからするに国民主権の民主主義という考え方が生まれてこないのはおかしく感じるのですが、やはりそういう思想を巨大な王国は持っていて、イム様達はそれを持たせたくなかったから奪ったのではないかと思います。
国民主権になるという事は、民衆が賢くなるのという事ですが、そうなると困ってくるのは天竜人であり地上の王族達でしょう…
コブラ王をはじめとして、人あっての国という考え方を持つ王達なら、それも受け入れ、あるいは王国制を廃止するような事もできるかと思いますが、おそらく大多数は国や王あっての人という考え方でしょうから、民衆が賢くなるというのは自分達の地位や財産にとっての脅威となるはず…
クローバー博士は歴史とは知識であると言っていますが、知識は知恵にもつながり、イム様達は民衆から『知恵』をも奪っているのではないでしょうか?
しかし、人間は考える生き物ですから、そういう思想に到達する事を止めるのは極めて難しいだろうと思いますが、もしかしたら、そこにイム様の悪魔の実の能力が絡んでいたりするのかもしれないですね…
人類から人権と知恵を奪い、権力という暴力で抑えつけ、奴隷化して支配している…
イム様達は自分達が『悪』であるという自覚はあるのだと思いますが、民衆がそれを否定し立ち上がるまで、イム様達は『正義』であり続けるのでしょうね…
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