ネロナ・イムの名が書かれた書物は創世記!?|今の世界の歴史は?
今の世界の歴史は?
天竜人達は『創造主』を自負し、世間も一応はそのように認識しているという状態みたいですから、おそらく『GENESIS』に書かれている事がONE PIECE世界における『正史』として常識化されているのでしょう…
民衆がそれを信じているのかどうかは別問題として、世界はその歴史を真実として受け入れざるを得ないという感じなんでしょう…
天竜人達が『創造主』または『創造主の末裔』であるわけですから、彼らの先祖であり最初の20人の王達は本当に今の世界を作った創造主として書かれていて、それが天竜人達の正統性の根拠になっているものと思いますが、それ以前の歴史はどうように教えられているのか?
ここで絡んでくるのがONE PIECE世界に存在する『天暦』と『海円暦』という二つの暦…
個人的には天暦は現実世界でいう紀元前であり海円暦は紀元後ではないかと考えているのですが、そうだとしたら800年前に世界政府が誕生してから海円暦がスタートしているなら非常にわかりやすいと思えます。
しかし、今から400年前のモンブラン・ノーランドが生きていた時代にはすでに海円暦1100年代になっていますから、現代は1500年代であり、世界政府が誕生したのは海円暦700年代になるんですよね…
正直なところ、それだけの歴史がありながら世界政府誕生を天地創造みたいに扱うのは非常に無理があり、それまでの歴史を民衆がどのように認識しているのか非常に気になりますし、世界政府誕生が天地創造みたいに扱われている事について、どんな根拠が示されているのかも気になって仕方ない…
それまでの歴史が空白の100年の時代に一旦終わり、最初の20人が新たな世界を創造したのだという事になっているように感じられるのですが、世界政府は空白の100年については何があったかというのは、それが嘘であるにしても何らかの形で説明したりしているのでしょうか?
また、900年前以前の歴史には否定的なスタンスなんでしょうか?
個人的には、世界政府が誕生するまでの歴史は悪しきものであり、それを善きものに変えたというような設定でなければ、創造主も神もへったくれにないように思えます…
それまでの歴史がどのように悪かったのか、また今は何がよくなったのかという事と、空白の100年に何があったかについては一応の説明が無いと今の天竜人達の正当性なんか全く成り立たないと思うのですが…?