戦桃丸がルフィに拘る理由|科学という神がいる完璧な世界
科学という神がいる完璧な世界
甲塚は、おそらくベガパンクは平和を愛する優しい人格者だと思うのですが、彼が兵器の研究ばかりしてきたのは、最強の兵器を作り出し、全ての悪に対する抑止力とする事によって平和な世界を生み出す為じゃないかと考えていますが、その『悪』は、おそらく身分も立場もなく、全ての人間が対象であり、天竜人達すらもそうだろうと思っています。
ベガパンクが作ろうとしているものなど、凡人が全て理解することなどできないでしょうから、作ってしまえばベガパンクの勝ちという事になる…
そういう科学が生み出した神みたいな存在に支配されたなら、全てが平等であり差別も何も無くなるわけですが、戦桃丸はそんな理想の為にベガパンクに身を捧げているのかも知れない…
しかし、そんな世界が実現したとしても、おそらく、そこには自由な生き方は無いのではないかと思います。
人間は本来自由だからこそ正義も悪も生まれてくるわけで、それが人間の世界を面白くもしているように思います。
完璧な世界の創造というものは完成しているから完璧なのであって、それ以上にはならず非常に面白味のない世界になってしまいそうな気がしますが、もし、ベガパンクや戦桃丸がそんな考えを持っているとするなら、それこそがルフィ達にとってラスボスになってくる可能性もあるでしょうね…
戦桃丸がどんな思想を持っていて、それに照らしてルフィをどのように見ているのかは、これから明らかになってくるでしょうが、次に再登場してくる時にルフィがカイドウを倒す力をつけた事に対してどんなリアクションをとっているか、非常に楽しみです!
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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