ゾロと霜月家の関係|閻魔がゾロを選んだ理由
閻魔がゾロを選んだ理由
霜月コウ三郎は、おそらく鎖国状態のワノ国を『窮屈でござる』と感じて仲間達とワノ国を飛び出し、東の海に到達してシモツキ村を開いたわけですが、それは偶然であり、宿命でもあったのではないかと思います。
コウ三郎達は山賊から助けたその土地に住民達に剣術を教え、コウ三郎はそこにいた女性と恋に落ちたと言いますが、もしかしたら、コウ三郎はその土地にリューマの残した何かを無意識に感じ取ったのかも知れませんね…
ロロノア家はその土地の住民だったのでしょう…
コウ三郎は幼いゾロに目をかけていたようですが、それはおそらく同族の大名の子である牛マルの幼い頃に瓜二つだった事と、ワノ国の侍の血の匂いを感じたのではないかとも思います。
コウ三郎は名前は語らずともゾロに『閻魔』という刀鍛冶としての最高傑作について語っていましたが、刀には作者の人格も影響するだろうと思いますが、コウ三郎がゾロに閻魔の話を聞かせたのは、単に『刀とは…』という話ではなく、この小僧にピッタリな一振りだと何となく思ったからではないかとも思えますね…
コウ三郎が閻魔がおでん様の愛刀になっていた事を知っていたのかはわからないですが、閻魔が主を選ぶなら、こんなガキかもしれねぇな…なんて感じたのかも?
閻魔がゾロを持ち主に選んだのは間違いないと思うのですが、それには既に亡くなっているコウ三郎の魂も関係しているように思えます。
ゾロは閻魔がコウ三郎の作品だと知っているわけですが、キングとの戦いの土壇場でコウ三郎の言葉を思い出したのも、何だか血の繋がりを感じさせる要素ではありますね!