ロジャーは『最強』だったのか?|支配を拒絶する強さ
支配を拒絶する強さ
センゴクは、ゴッドバレー事件の真相について、ガープはそこにいた天竜人とその奴隷達を守る為に手を組んだと語っていましたが、それはロジャーにとっても同じだったんじゃないかと思います。
ロックスとロックス海賊団を倒す為に戦ったのではなく、天竜人と奴隷達を守る為にロックスを倒す必要があったという事だったんじゃないかと…
ロジャーの夢はあくまで世界一周という大偉業の達成であり、その執着点にあるだろうお宝を手に入れ、世界をひっくり返すという言葉で表現される何らかの変革を起こす事だった…それを果たすためには海賊という立場になるより他なく、決して権力や財力を欲したわけではなく、純粋に夢を叶えたいだけだった…
根っこには自分の夢の達成はあったわけですが、ロジャーが本気で誰かと戦うのは夢の障壁となった時か、誰かの自由を守る事だったんじゃないかいと考えられ、それはロジャーが誰かが誰かを支配するという事からは本当の自由は生まれないという考えを持ち、支配というものを拒絶していたという事を現すのだと思います。
何か特定の個人や組織が敵ではなく、ロジャーには支配という概念が敵であり、それが絡んだ戦いにこそ本気を出していたんじゃないかと…
概念という人間よりも遥かに大きなものを相手にしていたのなら、それは個人がどうこうできる強さではなかったと言えるかも?
人間の強さは、何と戦ってどうだったかという事であり、最後まで自由であり続けたロジャーはやはり最強だったと言えるかも知れない!
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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