空船と『よーそろー』の意味|空船は太陽の船を意味する?
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この記事では、ワンピース1047話の考察として、空船と『よーそろー』の意味についてを、
- 空船と『よーそろー』の意味|火祭りについて
- 空船と『よーそろー』の意味|ワノ国の先祖は?
- 空船と『よーそろー』の意味|空船は太陽の船?
以上の項目に沿ってご紹介しております。
空船と『よーそろー』の意味|火祭りについて
空船と『よーそろー』の意味は?〜空船は太陽の船を意味する?
ONE PIECE第1047話、花の都ではついに火祭りのフィナーレである空船の打ち上げが始まりましたが、民衆は『よーそろー』という掛け声を発していますが、ちょっと気になりますね!
今回はそれについて色々と書かせて頂きます!
火祭りについて
一年に一度、ワノ国の民衆がこぞって愉快な夜を過ごす火祭りですが、おそらくはかなり古くから伝わる伝統あるもので、以前はみんな純粋に一年に一度の楽しみだったように思えますが、おそらく、カイドウ・オロチ政権下となってからは、その祭りは一年を生き延びる事できたという確認と労い、また、次の火祭りまで生き抜いていこうという決意をする意味の祭りに変わり果てていたのではないかと思います。
祭りというものは、元来は神に奉納するものであり厳かなものだったはずですし、太古の昔には人々の生活に直結する重要な儀式だったはずですから、今のワノ国の民衆が火祭りに持たせている意味は悲しいながらも原点回帰している感もあるように思います。
現実世界の大昔も、極端な事を言えば来年という話ではなく、明日を生き延びる事ができるかもわからないと民衆が感じていた時代が長く続いていたわけで、そんな中でも行われてきた祭りという行事さ、決して楽しいというだけのものではない…
火祭りに込められた意味はまだよく語られていませんが、フィナーレに行われる空船の打ち上げは非常に興味深く、ワノ国の歴史、また世界の歴史にも直結したものであるように感じられます。
空船は、空にいるという亡くなった肉親や大切な人、また先祖達に対して打ち上げるものであり、人々はそれに願い事を書くのが風習となっているようですが、ワノ国の人々は亡くなった人々の魂は空から自分達を見てくれているという思想を持っており、黄泉の国、または常世の国は空にあると言う概念を持っているようですね…
願い事を書いて飛ばせば、御先祖達が願い事を叶えてくれるという事なんでしょうが、甲塚は元々は願い事を書くのではなく、御先祖…つまり空に住む者達へのメッセージだったんじゃないかと思うんですよね…
御先祖というのは、もしかしたらワノ国を建国した者達の事ではないかと…